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【悲報】大手「バイト…

【悲報】大手「バイトを辞めさせない方法をマニュアル化」 大学生に広がる”バ畜”の実態「バイトも場所によって当たり外れが大きい」「嫌なら辞めりゃいい」

【悲報】大手「バイトを辞めさせない方法をマニュアル化」 大学生に広がる”バ畜”の実態「バイトも場所によって当たり外れが大きい」「嫌なら辞めりゃいい」

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【悲報】大手「バイトを辞めさせない方法をマニュアル化」 大学生に広がる”バ畜”の実態「バイトも場所によって当たり外れが大きい」「嫌なら辞めりゃいい」

「僕はバ畜だと思います」

 大手家電量販店の携帯電話売り場でアルバイトをしている、大学3年生のユウタさん(仮名)は、力なくそう笑った。

 ユウタさんはもともと、飲食店でのバイトを渡り歩いてきたが、どの店でも「給料が安いわりに仕事がハード」であることに嫌気が差していた。個人経営の居酒屋では、店長の代わりに1日中店番をするだけでなく、仕入れや売り上げの管理、ほかのバイトたちのシフト作成、クレーム対応までやらされた。

「責任を負うことが多くて、肉体的にも精神的にもきつかった。時給は1000~1100円なのに、なんでこんなことまでしないといけんのじゃって思ってました」

 しかし、お金は稼がなければならない。ユウタさんは認知症の祖母の介護をしながら大学に通っており、生活費は全額、学費も半分は自分でまかなっている。プロを目指して音楽活動にも打ち込んでいるため、その費用もかかる。そこで、1500円の時給に魅かれて、今年7月から家電量販店でのバイトを始めた。

■会社と戦うのは労力がいる

 だが、待っていたのは、こんなはずでは……という労働環境だった。

 わずか1週間の研修を受けただけで“独り立ち”認定され、店頭で電話回線の契約や機種変更の対応に駆り出された。知識不足ゆえに失敗すると、耳元のインカムから「そうじゃねえから!」と叱責が飛んでくる。

 一番困っているのは、なかなか休憩がとれないことだ。社員がおらずバイト2人だけで回す日は、次々やってくる客の対応に追われて現場を離れられず、朝9時から夜7時まで10時間ぶっとおしで働くことも。にもかかわらず、勤務記録上は1時間の休憩をとったことになっており、そのぶんの時給は出ないというから、労働基準法的に完全にアウトだ。

「職場は、一言でいえば“ブラック”に尽きますね。求人サイトではすごくホワイトそうに見えたのに、あとで調べたら、どの店舗でも求人を出していたっていう……。慢性的な人手不足の証拠ですよね。深く調べてから行動しないと痛い目を見るなって反省しました」

 今は、シフトを詰めこまれそうになったら、予定があるとうそをつくようにしているが、それでも週4日は入らざるをえないという。

出典:大学生に広まる「バ畜」の実態 すべてをなげうってバイト漬けにさせる“雇い主”の巧妙な手口とは(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

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