ringoさん
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愛知県知多半島でエキノコックスが継続的に見つかり定着の可能性 危険なので注意喚起
エキノコックス症は、キタキツネや犬が多包条虫とよばれる寄生虫に感染し、糞便と一緒に排泄された虫卵が、何らかの拍子に人の体内に侵入し、重い肝機能障害を起こす病気です。潜伏期間は5~15年で、発症すると病巣を完全に切除する以外に有効な治療法はありません。
出典:エキノコックス症(多包虫症) | 内外寄生虫の病気事典 | 犬猫の寄生虫対策 | Life with Pet エランコジャパン株式会社
北海道で広く定着していて、致死的な寄生虫感染症を引き起こすエキノコックスが、愛知県知多半島で継続的に見つかっており、定着している可能性が高い。北海道の例から、すぐに駆虫薬の散布等で食い止めないと、各地に広まってしまう。手遅れになる前に、危機感を持って、早急な調査と対策をすべき。 t.co/CeZ0iXN5Db
愛知県の #エキノコックス (多包条虫)の状況です
平成26(2014)年3月に愛知県阿久比町で捕獲された野犬から県内初の(本州 2例目)エキノコックスを検出
愛知県では同年6月から捕獲野犬等を対象に調査(顕微鏡検査、PCR)
これまでに8頭のエキノコックスPCR陽性犬を確認
t.co/zOkxkgxk9f
愛知県といっても、今のところ知多半島に限局しています
疫学(なぜ知多半島に突然現れたのか?)は判明していません
北海道の #エキノコックス (多包条虫)と同系統であることは確認されています
本州では他に2005年に埼玉県の捕獲野犬での検出事例があります
t.co/qrGo647gZP
8頭の捕獲時期を整理します
① 2017年4月
② 2017年11月
③ 2018年2月
④ 2020年2月
⑤ 2020年4月
⑥ 2020年4月
⑦ 2021年2月
⑧ 2021年2月
一般的に、#エキノコックス (多包条虫)のイヌ・キツネ体内での寿命は半年以内とされています
一方、げっ歯類(中間宿主)体内では長期に生存します
↓
つまり、この地域では感染したげっ歯類間で感染環が成立している恐れがあります🐀→🐀
(調べられていない)
今後、げっ歯類の感染調査をする必要がありますし、
野犬捕獲やベイト剤散布など多角的に対応しないと #エキノコックス (多包条虫)が定着してしまいます
犬が #エキノコックス に感染するのは、感染した野ねずみを食べた場合です
犬が虫卵を直接摂取しても感染しません
飼い犬は放し飼いや、散歩中に放したり、拾い食いがないようにしてください
犬に感染があった場合は、駆虫薬で比較的容易に駆除することができます
動物病院に相談してください
人への #エキノコックス の感染予防法
・野山に出かけ帰ったら手を洗う
・野犬や野生動物にはむやみに触れない、触れた場合はよく手を洗う
・衣服や靴についた泥はよく落とす
・沢や川の生水は飲まない
・山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べる
・犬の放し飼いをしない、犬の糞便は適切に処理する
本当に、北海道以外の人達のエキノコックスに関する無知と無関心っぷりはちょっと信じられない。
まったく侵入、定着していないなら高を括るのも分からんでもないけど、知多はもう結構前から居付いてるんだから。本格的に流行すると、野外活動も日常生活も常に感染リスクに晒される事になるんだから。
本州のエキノコックス、行政に危機感が無いように思えるんだよな…
調べればわかりますが、稀な感染症とはいえ、エキノコックスに感染すると、手遅れになるまで気づきません。
蔓延すると、野外活動が制限されます。虫卵の混じる可能性がある水や土を触るのにも要注意だし、地下水以外は生水も飲めない。心当たりなく感染してしまうことも。
北海道はそうなってます。
北海道のエキノコックスの人為移入と拡大の経緯についてはこの記事がわかりやすいです。外来種問題はその外来種そのものも問題ですが、その外来種に付随してくる外来寄生生物のほうも、実は問題であることがあります。安易に他地域から生物を持ち込まないことが重要です。 t.co/ztzCkvrkzL
北海道といったらエキノコックスがいるからキツネに触ってはいけないというのは今や常識になりつつあるけど、実は1980年頃までは根室周辺にしか分布してなくて、そこから10年で道内全域に広がったということを最近知った。
画像出典:t.co/7zaS164at2
@dantyutei ウチの母方の曾祖母の父は十勝岳でキタキツネに襲われた野良犬に噛まれてエキノコックス感染症で亡くなったのだ😢当時の闘病中のお写真もばぁちゃん家で見たけれど、、、短い闘病中でも壮絶だったのだ
道民としてちいさい頃から言われているのは「絶対にキタキツネに近付いてはダメ🙅🆖⤵️」なのだ😢
阿久比、半田、常滑、南知多と確認されているそう。エキノコックス症は潜伏期間が5~20年と長く、死に至る可能性のある病気です。定着地域では河川水や井戸水、山野草をそのまま摂取する事はやめましょう。状況から言えば武豊と美浜でも同様に気をつけたほうが良いでしょう。 t.co/hKhL3g85MK
エキノコックスで汚染された土壌の葱や大根やレタスは生で食っても大丈夫なんか? という話にすらなってくる。一度人間の患者が明らかとなれば風評被害は甚大なものになろう。 t.co/Jv8gAZ0iph
愛知でエキノコックスが野犬から検出てのは怖いな…。道民はヒグマと同じくらいのレベルで恐れてるので、愛知県民気をつけて…
生物の問題解決には初動が大切。特に人が持ち込んだ外来種の問題は。生物は「増える」という特殊能力があります。増えれば増えるほど、つまり、初動が遅れれば遅れるほど被害は拡大しそのコストが高くなります。このエキノコックスも外来種のようなので、根絶が目標になります。