barikoさん
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タバコがやめられない仕組み
タバコを吸うことによって、ニコチンが脳のドーパミンを介する報酬系とよばれる部分に作用していきます。特にノルアドレナリンやセロトニン、ドーパミンなどがニコチン摂取で増加するため、ここで依存が生じていくのです。
昔は喫煙が生活習慣の一部となるのでやめにくい、とされていましたが、現在はニコチンの作用が喫煙習慣ができる前に依存を形成するという味方が強いです。
つまり、初めて吸った瞬間から依存症になっている場合もあるのです。
禁煙に向かう具体的な方法
始めるなら休日
職場や学校に行くと、ストレスや周りの勧めでついつい吸ってしまいます。
家で好きなことをして気を紛らわせながら、タバコについて考えるのをやめましょう。
部屋に紙を貼ろう
自分の部屋に、禁煙をして良くなることを書き出して貼りましょう。
例えば、
・お金が一日○○円たまる
・服が臭わない
・運動しても息切れしない
・歯がキレイになる
・がんになる危険性が減る
・周りの人たちが喜ぶ
などです。
モチベーションの維持が大切です。
周囲の人全員に禁煙を宣言
これが最も大事です。
隠れて禁煙していると、タバコを喫煙者に勧められてついつい吸ってしまいます。
周りの人にも協力してもらって成功させましょう。
吸わせようとする人を避ける
こちらが禁煙のために努力していても、それを見て邪魔してくる人は多々います。
困ると伝えても聞いてくれない場合は、関係を切るか避けましょう。
失敗してもあきらめない
ニコチン依存症は病気の一種です。
失敗したとしても、それは病気が進行していたからであり、あなたの意思が弱かったからではありません。
ただ「少しだけ禁煙しよう」という甘い考えでは乗り越えられません。
やるときは「一生吸わない!」という覚悟で取り組みましょう。
何度も失敗してしまったり、禁煙を始めることすらできなかったり、
禁煙に嫌気がさしてしまった場合は病院で治療するのも良いと思います。
お金と時間をかけて治療することで、やめる気持ちが強くなる場合もあります。
タバコは体にいいことは一つもありません。
頑張って禁煙しましょう。