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『肌を出したくない』思春期の生徒の声に配慮した結果→水泳の実技授業、公立中学で廃止相次ぐ「欠席者が多いからやめると義務教育自体に意味がなくなってしまう」「配慮の仕方が違う」

『肌を出したくない』思春期の生徒の声に配慮した結果→水泳の実技授業、公立中学で廃止相次ぐ「欠席者が多いからやめると義務教育自体に意味がなくなってしまう」「配慮の仕方が違う」

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『肌を出したくない』思春期の生徒の声に配慮した結果→水泳の実技授業、公立中学で廃止相次ぐ「欠席者が多いからやめると義務教育自体に意味がなくなってしまう」「配慮の仕方が違う」

 水泳の実技授業をやめる動きが、全国の公立中学校で相次ぐ。学習指導要領上、水泳の実技は中2まで必修だが、熱中症リスクやプールの老朽化に加え、肌の露出を避けたい思春期の生徒への配慮などが理由だという。

 岩手県滝沢市は新年度から、市立中学全6校でプールを使った水泳の実技指導をやめる。近年、欠席者が増え、生徒から「肌を出したくない」という声があがっていることも背景にあるという。

 静岡県沼津市も2025年度から、プールの老朽化などを理由に中学全17校で廃止する。愛知県大府市は24年度、福井県鯖江市は23年度に廃止した。代替策として座学の授業を行ったり、夏休みに希望者に外部講習を受けさせたりするという。

 全国の学校プールは、1955年に瀬戸内海であった沈没事故で修学旅行中の小中学生を含む計168人が死亡したのをきっかけに、急速に整備された背景がある。

 スポーツ庁の担当者は「事故時に命を守るためにも実技は重要だ。中学でもできる限り行ってほしい」と話している。

出典:公立中で消える水泳の実技授業 必修なのになぜ? 背景に生徒の声も:朝日新聞

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