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猛暑の影響は菓子作りにも 「生クリームが固まらないからケーキ作れない」秋田市 菓子舗 榮太楼
連日の猛暑で、秋田市の菓子店では生クリームが固まらず形が崩れてしまうためほとんどのケーキをつくれない異例の事態になっています。
各地で暑さによる影響が出ています。
秋田市の老舗菓子店「菓子舗 榮太楼」では、連日の猛暑の影響で、生クリームが固まらず、主力商品の一つであるケーキをほとんどつくれなくなっています。
店舗では通常、10種類ほどのケーキを販売していますが、かわりにあんみつやゼリーなどが陳列されていました。
菓子店によりますと、生クリームは周辺の温度が25度くらいになると固まらないということで工場から店舗への運送や、購入した客が家に着くまでの間に形が崩れてしまうため今月10日から使用を断念したということです。
現在の工場が稼働して40年以上たちますが初めてだということです。
秋田市内の工場では、従業員が小型の送風機や保冷剤を使い、熱中症対策をしながら作業をしていました。
この菓子店では、先月の記録的な大雨で市内の1店舗が床上まで水につかったほか、猛暑の影響で店舗への客足も鈍っているということです。
小国輝也社長は「大雨と猛暑のダブルパンチです。来年以降も暑くなる可能性があるので工場を改修するなどの対策も検討しなければ」と話していました。
【NHK】連日の猛暑で、秋田市の菓子店では生クリームが固まらず形が崩れてしまうためほとんどのケーキをつくれない異例の事態になってい…
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