potatoさん
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爺さん「おたくでホームページ作るといくら!」と突然WEB制作会社にかかってきた電話への対応が素晴らしすぎると話題に
長野県BtoB企業のWebサイト戦略策定およびWebマーケティング運用支援を担当/顧客事業に貢献するWebサイト制作『JBN』に所属/https://t.co/lfNviuGnYC/ミッション=「伝わる」をふやす/HubSpot Gold パートナー/執筆ブログ『成果につなぐWeb活用』https://t.co/txCWBfetCZ
「おたくでホームページ作るといくら!」と大阪弁のお爺さんから元気な電話。
ぼく「ど、どちら様ですか」
じじ「大阪の◯◯という会社ですわ。そんなんどっちゃでもいいんで、おたくでホームページ作るといくら!」
ぼく「何のWebサイトを作るご予定ですか?」
じじ「00ページだといくら!」
↓
じじ「旅館や旅館。長野の旅館。部屋の予約とかそんなんの連携ができるホームページいいやろ!」
ぼく「あーー。外部とのシステム連携をやりたい観光サイトだとウチじゃない方がいいと思います」
じじ「んん?」
↓
ぼく「そういうシステムをウチが一から作ったら000万円とか0000万円になっちゃったりします」
じじ「そんなかかるんか…」
ぼく「一から作るとそうなる可能性は高いです」
じじ「そんなかかるんか…」
↓
ぼく「だから観光サイトではそういうシステムを既に持っている制作会社を探した方がいいと思います」
じじ「そうなんか」
ぼく「一から作らないで提供できるからリーズナブルなはずです」
じじ「そうか。どこの会社がいいか教えてくれるか」
↓
ぼく「観光が得意な会社についてぼくはそんなに詳しくないし、御社がどんなことをやりたいか分からないので、どこがいいって言えません」
じじ「何かないんか」
ぼく「それよりもっと大切なことがあります」
じじ「んん?」
↓
ぼく「Webサイトにそんなに詳しくない御社はぜーーーったい会って相談できる制作会社を探した方がいいです」
じじ「そうなんか」
ぼく「絶対そうです。長野の会ったことない制作会社より、地元で会える会社を探して相談した方がいいです」
じじ「そうなんか」
ぼく「ぜーーーったいそうです」
↓
じじ「どうやって探せばいいんかや」
ぼく「大阪の制作会社は全然知らないですか」
じじ「全然しらん」
ぼく「そうしたらおすすめの方法があります」
じじ「んん?」
↓
ぼく「他の旅館のWebサイトを見て、こういうのやりたいって思うのありますよね?」
じじ「ある」
ぼく「そしたら、その旅館に電話して、今こういうことで困っていて、あなたのWebサイトみたいなことをやりたいから、どうか制作会社を紹介してくれませんかって頼むんです」
じじ「そうか」
↓
ぼく「教えてくれる旅館さんが見つかるまでそれをがんばってみてください」
じじ「そうか。なるほどな」
ぼく「それで制作会社を紹介してもらえたら、ちゃんと会って、こういうことやりたいって相談してください」
じじ「わかった」
ぼく「しつこいけど会える会社が大事ですよ」
じじ「うん」
↓
ぼく「会ったこともない長野の会社に電話して一発で決めたりしちゃだめですよ」
じじ「わかった」
ぼく「コツコツ周りに聞いて回るのが今はすごく大事ですからね」
じじ「うん」
ぼく「じゃあ、がんばってください」
じじ「おお。ありがとうー」
うーむ。大丈夫かしら。いい人と出会えますように。
皆さん、コメントありがとうございます。「Webリニューアルをどうすれば…」の迷子電話って制作会社あるあるですよね。ぼくの中ではシリーズ化しています。笑
以前のブログもよかったらー。
『自社にフィットするWeb制作会社を電話で探すための4つのポイント(初級編)』
t.co/wbk6hftBHA
自社にフィットするWeb制作会社を電話で探すためのポイント 01 見積もりから相談するのではなく、目的から相談する 02 電話で決められるとなるべく思わない 03 最初は「決めるため」ではなく、「把握するため」を目的にする 04 把握したら、ドキュメントにまとめて社内で改めて協議する
制作会社探しで困ったら「そのサイトを持っている会社に電話して直接教えてもらう」という考え方は、ネオンホール清水隆史さんの「本気でやろうと思ったら、誰でもいいから手あたり次第に聞くんです」から学びました。
■清水隆史ロングインタビュー 信大からネオンホール編
t.co/Epi5405NcU
(このインタビューは二〇一一年に行った) ※ 前回までのあらすじ やりたい放題やっていた信大松本キャンパスから、人も少なく勉強も忙しい長野キャンパスに移ってきた清水さん。 思うように演劇や音楽をやる場がないので、自分で作ろうと思う。 稲田 長野にないから自分で作ろうってなったんだ。 清水 拠点が松本にあるから、最初は松本に通ってたんです。でも、当時の演劇仲間に実践派で一目置いている男がいて、「清水くんは松本に来てがんばっているのもいいんだけどさ、自分のいる場所で出来ないやつはどこに行っても何もできないよ」って言われたんですよ。 稲田 うん。 清水 ああ、それはそうだと思って。
みんなの声
@inada_h HP作るより、旅行サイトに自分の宿のページ載せた方が早いんじゃないすかねじゃらーんとか。あまり詳しくないけど
@sforest1975 結局費用対効果だと思いますよ
自社サイトなくても上手く回せてる所もあるので、必ずでは無いですよね
うちのユーザーで自社サイト無いところはポータルとGoogle MAPで満室キープ出来てたみたいですし
@hDh6DfavZbemT8c それもすごい!
そのアドバイスはプロですね!
@inada_h 親身で有能。こういう方にこそ大金持ちになって頂きたい。
@hop07 ありがとうございます。今の会社で大金持ちになりたいなあ!そしたら地元老舗映画館のスポンサーになるんだって決めているんです。笑
@inada_h すごく丁寧な対応で、相手のじじ様も色々目からウロコだったんじゃないかと思います✨🤭
私も仕事請け負うなら、会いに行ける人・会社のほうが人柄から希望から何から分かるので、いいですね✨
@inada_h おじいちゃんの素朴で素直な様子と、そんなおじいちゃんの目線や立場に寄りそって分かりやすく対応してあげようという優しさがにじみ出ていて、読んでいてたいへんホッコリしました♪
顧客との対応はどの業種でも大なり小なり重要なわけで、お手本のような素晴らしいエピソードですね(^ω^)
@TEAtheLibrarian ありがとうございます。よい制作会社と出会えるといいなあと思います。
@inada_h 親身で冷静で丁寧なご対応に感動なのと、じじ様のどこまでも素直なお人柄にもまた感動でした。どうか、良き出会いがありますように。
@carppella ありがとうございます。お爺さんがだんだん耳を傾けてくれて嬉しかったです。笑
よい制作会社と出会えますように。
@inada_h 稲田さんの対応、とても誠実でステキです😃そんな方と電話で繋がれたお客様は幸せですね♬
@konishiya_929 ありがとうございます。よい制作会社と出会えるといいなあと思います。
@inada_h や、優しい……世界……
おじいちゃん、なんとか素敵なホームページ作れますように……
旅館、ですか……泊まりたいな(*´ч ` *)
@yurina_rira ありがとうございます。よい制作会社と出会えるといいなあと思います。
どんな旅館かとても気になります。笑
@inada_h 当方、本業がweb制作なのですが一連のやり取りを拝見し感動しました。。。
利益追従ではありませんが、トコトン寄り添う姿に脱帽です。
同じスタンスで、困り事にフォーカス出来る提案者で在りたいと。