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【松井宏樹】脳外科医 竹田くんのモデル 兵庫県赤穂市民病院に約8900万円の賠償命令 当事者の医師のSNS特定「自分ではその時その時、精一杯やっているつもりだった。」報道で実名も公開

脳外科医 竹田くんのモデル 兵庫県赤穂市民病院に約8900万円の賠償命令 当事者の医師のSNS特定 声明文はこちら

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脳外科医 竹田くんのモデル 兵庫県赤穂市民病院に約8900万円の賠償命令 当事者の医師のSNS特定 声明文はこちら

明日14日は、術中に誤ってドリルで神経を傷つけ後遺障害を生じさせたとして赤穂市とともに被告となり計1億4180万円の損害賠償を求められている民事訴訟において、神戸地裁姫路支部で判決が下される日です。

これまでもお伝えしてきましたが、手術の過失については概ね認めています。また被害者とご家族には書面や対面で何度も謝罪し、当初は賠償を前提にした話が進んでおりました。 しかし、和解には至らず訴訟に発展してしまいました。 今週判決が出る裁判において、手術における過失の有無が争点ではありません。

 下記の点について、こちらとして事実でないことについては認められず争っています。

1 連続医療事故を起こすなど、技量がないのに手術した
2 術前の説明で事実と異なること(透析の可能性等)を説明して手術をさせた
3 術後に正しい説明をしなかった
4 入院中に早期退院を求めるなど心無い対応をした

 上記の理由で、原告側は慰謝料の大幅な増額を求めておられます。 被害者のご家族は、「民事訴訟では懲役刑や罰金などの刑事罰のような選択肢が無く、評価の基準が金額のみとなります。そのため、被告医師の悪質性を認めてもらうために慰謝料増額を求めていることは事実です。」と、ここX上でも明言されています。 しかし、増額の理由について挙げられている内容に事実と異なることが多くあり納得できず争う形となってしまいました。

 繰り返しますが、ミスによって被害を受けられたことには大変申し訳なく思っています。 ですが、訴訟にもなっておらず病院も過誤とは認めていない手術まで列挙し、そこにミスが確かにあって、なおかつミスの連続性を技量の無さの証明として1人の患者さんへの慰謝料の増額への根拠とするのは、どうしても看過できません。

また、病院内でもともと自分と折り合いの悪かった内部関係者の協力を得て、被害者のご家族は誇張や事実と異なる内容を含めた漫画を制作。これを広めることによって、「公益性」を盾に、その内容が全て真実であるかのように広めている現状があります。 手術とは直接関係のない私生活や人間性などについても、人格や性格、行動すべてがおかしい人間のように映る描写をされてしまっています。

 これにより、次に移った先の職場でも、その次の職場でも、漫画の内容を鵜呑みにした関係者から事実とは異なる内容でメディアに良くない情報を流されたり、嫌がらせを受けることになりました。 それは、なんの問題もなく勤務していたのち、漫画の内容とそのモデルと知った瞬間にスタッフの対応がガラリと変わるので、非常に分かりやすかったです。
 漫画以外にも、週刊誌をはじめとするメディア、SNS上などでも、インパクトや注目度が優先で事実とは異なる書かれ方をしてきました。

 しつこいようですが、大前提として被害者の方には大変申し訳なく思っており、実際にあったミスに関して責任を強く感じております。自分の言葉で改めての謝罪と適切な賠償をしたいと心底思っております。

 ここまでの争いに発展してしまうこと自体も避けたかったのですが、自分がやっていないことはやはりどう考えても認められません。 殺◯鬼や、シリアルキラーなどと呼ばれ誹謗中傷され、仕事も奪われ、家族にも負担がのしかかっています。 じゃあ被害者やご家族とどちらが苦しいのか?というコメントも見受けられましたが、苦しみとは比較できるものではありません。 被害者とご家族の負う苦痛を軽くとらえる訳ではありませんが、自分も人生が変わってしまいましたし。一生苦しみ続けると思います。

 そのうえで、利害関係が対立してしまっているものの、一刻も早い双方納得のうえでの問題解決と争いの収束を願っているのは同じだと思います。

 長くなってしまいましたが、どうか皆さんには今週明らかになる裁判の結果について、 損害賠償請求が認められるかどうかではなく原告が主張する慰謝料の増額が認められるのか? その増額の根拠のどの部分が認められたor認められなかったのかについて注目していただきたいです。

本日、兵庫県赤穂市民病院で執刀した手術について、神戸地裁姫路支部にて私と市に対して約8900万円の賠償命令が下されました。まだ判決文を全て確認できておりませんが、自分が受け止めなければならない責任を痛感しています。

改めて、被害者とご家族には多大なる損害とご負担をお掛けしてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

正直に申し上げて、ここまでの争いに発展してしまった原因についていま強く自省の念を覚えています。直接の後遺障害や苦痛だけではなく心的・経済的・時間的な負担もそうです。
今日の今日で混乱もあり、まだ分からないことやSNS上で迂闊なことも言えないところもあるのですが、
被害者の方とご家族には、より早期にもっと真摯に向き合うことができたのではないか。

自分ではその時その時、精一杯やっているつもりだった。
自分がしっかり事実を主張をしないと全てにおいて悪者にされるのではないかという恐怖。
日常からの人間関係やコミュニケーションも自分の不器用なところだと思いますし、不得の致すところだったとずっと考えています。

また、昨日からXに様々な批判と今までにない量のご意見をいただいています。まだ返信できていませんが、目を通しております。時間に余裕があるときに少しずつ対応していけたらと思います。

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