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X民「TGSでクリエイター(飯島多紀哉さん)が『配信者が配信したくなくなるゲームを作りたいって』言ってた」→飯島多紀哉さん「切り取って間違った発信をするのってどうなのかな?」と怒る
飯島多紀哉さんが反論
今後の展望についても興味深い話があった。「アパシー」シリーズは評判が良ければ第3,第4弾も考えているという。それとは別に,約35年前に手がけたあるRPGが近々発表になる予定だそうだ。
さらに,まったく新しい構想として,「ゲーム実況できないゲーム」というテーマの作品を考案中だという。ゲーム実況者がこの作品を見たら,まず間違いなく嫌な顔をするだろうと飯島氏は予想する。本当にこれを実況できるのか,それを自分に問うような斬新なシナリオだという。
この斬新なアイデアの背景には,ゲーム制作者と実況者の関係性への問題意識がある。制作者と実況者はどうしてもうまくいかない関係にあるという。制作者が多大な費用をかけてゲームを作っても,実況者がそれを使って制作者以上に稼ぐ時代になっている。しかし,飯島氏にとって最も大切なのは,ゲームを売ってくれるお店だという。ゲームを売ってくれる人がいるからこそ,制作者は生活していけるのだと強調した。
だからこそ,実況を見るのではなく,自分で遊ばないと分からない,そんな世界を取り戻したいという強い思いを込めて,この新作の構想を練っているという。こんなゲームも作れるんだという,面白い切り口に挑戦したいと,飯島氏は意気込みを語り,場を締めくくった。
出典:なぜ,今「アパシー」をリブートするのか。飯島多紀哉氏が語るシリーズの今後。実況できないゲームも制作中[TGS2024]
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