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【訃報】映画プロデューサー 及川淳さん死去 60歳 年末に会食した人が咳→感染して自宅で死亡
及川さんが亡くなる直前までLINEでやりとりをしていたのは、友人で仕事仲間でもある杉本正幸さん(61)です。
「(及川さんと)ここのスタジオにお世話になった。本当に(映画の)できあがりを楽しみにしていた」(杉本正幸さん)
当時、2人が制作中だった映画が完成間近で、去年の大晦日に映画関係者や俳優らとの会食をしていました。
「年末に会食した時に一緒にいた方について(及川さんは)『あの人大丈夫かな』と話していたので、どうしてって聞いたら『なんか咳出ているし』という感じで話していました」(杉本正幸さん)
会食メンバーの中に、せきこんでいた人がいたということで、及川さんが体調の異変を訴えたのは、その2日後のことでした。
気力と体力を振り絞って向かった病院で診察を断られ、保健所に連絡する気力もなかったのでしょうか、そのまま自宅で横たわっていた及川さんの容体は、3日後に急変します。
〈杉本さん、身体中が痛くて会話になりません。メールもまともに打てません。いきを吸うとハアハアせきが止まらなくなります〉(及川さん)
〈肺炎起こしていたら、本当に死にますよ〉
杉本さんのメッセージに及川さんが反応することはなく、翌日、自宅で亡くなっているのが見つかったのです。
「耳に残っています。及川さんの言っていた言葉、『門前払いですよ』って。病院から門前払いされれば、具合が悪くない人でも悪くなっちゃう。亡くならないでいい人も亡くなっちゃうと思うんですよ。本当に無念。あの時に動けて歩けた時に絶対助かったはずだから」(杉本正幸さん)
新型コロナ「第3波」が猛威を振るっていた今年1月、東京では、診察も受けられないまま自宅で死亡する人が相次ぎました。ある男性が死の直前まで友人に送っていたLINEのメッセージは、医療崩壊の恐ろしさを浮き彫りにしていました。 〈なんか、コロナになったかも。辛子明太子を食べたら辛くないのです〉 新型コロナ「第3波」の真っただ中にあった今年1月、ある男性が友人に送ったメッセージです。 〈全身が痛くて起きられない〉 〈はやく病院行ったら。本当にいきなり、急変して死んじゃった人いるからさ〉(友人) 映画のプロデューサーとして活動していた及川淳さん(60)は、このやりとりの数日後、東京・新宿の自宅で亡くなっているのが見つかりました。検査も治療も受けられないまま、一人暮らしの自宅で容体が急変。死亡した後の検査でコロナへの感染が判明したのです。こうしたケースは第3波で急増し、1月には、警察が把握しているだけでも76人に上りました。 及川さんが亡くなる直前までLINEでやりとりをしていたのは、友人で仕事仲間でもある杉本正幸さん(61)です。 「(及川さんと)ここのスタジオにお世話になった。本当に(映画の)できあがりを楽しみにしていた」(杉本正幸さん) 当時、2人が制作中だった映画が完成間近で、去年の大晦日に映画関係者や俳優らとの会食をしていました。 「年末に会食した時に一緒にいた方について(及川さんは)『あの人大丈夫かな』と話していたので、どうしてって聞いたら『なんか咳出ているし』という感じで話していました」(杉本正幸さん) 会食メンバーの中に、せきこんでいた人がいたということで、及川さんが体調の異変を訴えたのは、その2日後のことでした。 〈具合は、どうですか?〉 〈痛くて七転八倒・・・食欲はゼロです〉(及川さん) 悪化の一途をたどる様子を見かねた杉本さんは、とにかく病院に行くよう勧めます。及川さんは発症から3日後、ふらつく体で自宅近くの病院に向かいました。 「及川さんは自宅近くのこちらの大学病院を歩いて訪れました。しかし、受診することはできませんでした」(記者) 当時、この病院では外来の診察を制限していて、検査すら受けることはできませんでした。 「すごく怒って『病院の意味ないですよね』って、写真入りで僕に送ってきてました」(杉本正幸さん) 〈頑張って病院に来たら、コロナは受付しないと言われて保健所に連絡してください、と言われました〉(及川さん) 気力と体力を振り絞って向かった病院で診察を断られ、保健所に連絡する気力もなかったのでしょうか、そのまま自宅で横たわっていた及川さんの容体は、3日後に急変します。 〈杉本さん、身体中が痛くて会話になりません。メールもまともに打てません。いきを吸うとハアハアせきが止まらなくなります〉(及川さん) 〈肺炎起こしていたら、本当に死にますよ〉 杉本さんのメッセージに及川さんが反応することはなく、翌日、自宅で亡くなっているのが見つかったのです。 「耳に残っています。及川さんの言っていた言葉、『門前払いですよ』って。病院から門前払いされれば、具合が悪くない人でも悪くなっちゃう。亡くならないでいい人も亡くなっちゃうと思うんですよ。本当に無念。あの時に動けて歩けた時に絶対助かったはずだから」(杉本正幸さん) 及川さんが「門前払いにあった」という病院はJNNの取材に対し、「個別のケースについては答えられない」としています。ただ、当時、東京では、この病院に限らず、多くの医療現場は極限状態でした。 「既に医療崩壊の状態になってきています。医療崩壊から医療壊滅になってしまうおそれがあります」(中川俊男 日本医師会会長 1月13日) 友人の死によって、まさに「医療崩壊」の怖さを経験した杉本さん。自身も念のためPCR検査を受けると、結果は陽性。さらに・・・ 「生まれて初めて、あんな痛み味わったことないくらいの。“これはこのまま死ぬな”って感じ」(杉本正幸さん) 入院できないままコロナと闘っていた杉本さんは、血栓による心筋梗塞を発症したのです。救急車を呼びましたが・・・ 「(救急車は)ここに止まった。(救急車が)1時間ちょっと、ずっと動かない。(救急隊員が)『もう少し我慢して下さいね』って」(杉本正幸さん) 一刻も早い治療が必要な心筋梗塞。しかし、受け入れ先の病院が1時間以上も決まらず、結局、杉本さんの心臓は壊死が進んで後遺症が残りました。 当時、東京では・・・ 「医療提供体制がひっ迫をして、通常の救急医療も含めて危機的な状況にある」(小池百合子知事 1月14日) コロナだけでなく、一般の救急医療も危機に瀕していたのです。救急車からの要請が5つ以上の医療機関に断られるなどしたケースは、都内で1月には1日あたり110件を超え、心疾患の救急病院については、多いときで14の病院が急患の受け入れを停止していました。 「救急車ってすぐ走り出せるものだと思っていた。『この状態でこんなに待っていることがおかしいんだ』と(救急隊が)言っていた。『心臓なので、死なないで助かったこと自体が奇跡だ』と医者からは言われた」(杉本正幸さん) 自分が救急車に乗せられて初めて感じる恐怖。“救えたはずの命”が失われ、通常の医療も受けられない非常事態は、第3波の東京で実際に起きていました。第4波に同じ悲劇が繰り返されないよう、今、感染拡大を食い止める対策は待ったなしです。
【コロナ犠牲者が残した“最後のLINE”】
#新型コロナ「#第3波」が猛威を振るっていた今年1月、東京では、診察も受けられないまま自宅で死亡する人が相次ぎました。ある男性が死の直前まで友人に送っていたLINEのメッセージは、#医療崩壊 の恐ろしさを浮き彫りにしていました。
#news23 t.co/1V5vBIj7Dn
【コロナ犠牲者が残した“最後のLINE”】
— TBS NEWS (@tbs_news) 2021年5月4日
#新型コロナ「#第3波」が猛威を振るっていた今年1月、東京では、診察も受けられないまま自宅で死亡する人が相次ぎました。ある男性が死の直前まで友人に送っていたLINEのメッセージは、#医療崩壊 の恐ろしさを浮き彫りにしていました。
#news23
みんなの声
映画のプロデューサーの及川淳さん(60)は、大学病院で断られた数日後、東京の自宅で死亡を発見。検査も治療も受けられないまま、一人暮らしの自宅で容体が急変。死亡した後の検査でコロナへの感染が判明した。このケースは第3波で急増し、1月には警察が把握しているだけでも76人に上りました。
直接病院に行っちゃダメだよ。
太った人はやはりリスクが高いんだな。
私も…。
怖がってない人達はこれ見ても平気なの? t.co/fssNpmGMOy
〈頑張って病院に来たら、コロナは受付しないと言われて保健所に連絡してください、と言われました〉
気力と体力を振り絞って向かった病院で診察を断られ、保健所に連絡する気力もなかったのでしょうか、そのまま自宅で横たわっていた及川さんの容体は、3日後に急変します。
友人も連絡したれよ..
自然に対してナメプしたらそりゃタヒぬわ ウィルスも自然の一部 t.co/IWrNbihnF6
@tbs_news 今までは死者が少なく推移していましたが、感染爆発が起こってしまうとこういうケースがあふれてしまう。
この1年国会議員は必要な法整備を出来なかった(与野党問わず)。伝家の宝刀(緊急事態宣言)はなまくらで、鍛え直す事もしなかった。
補償も無しに自粛・休業を強制されれば、人の動きは止まらない
@tbs_news 今後対策を強化していきたいと言ってたけど、どういうことするのですか。
こうなる前に住民の命と生活を守るのが政治の役割じゃないんですか。
#吉村知事と松井市長いらない
#維新はいらない
@tbs_news 亡くなられた及川さんのご冥福をお祈りいたします。
医療崩壊した大阪で、自宅療養という名前の自宅待機者は不安で恐い思いをされてるんですよね。
松井市長は今まで何の対策もせず、10日間保健所から連絡がなかった女性のインタビューを受けて (続)
制作中だった映画が完成間近で、去年の大晦日に映画関係者や俳優らとの会食をしていました。
会食メンバーの中に、せきこんでいた人がいたということで、及川さんが体調の異変を訴えたのは、その2日後のことでした。
ふーん
コロナ犠牲者が残した“最後のLINE”
t.co/UzLXTK2cxQ
@tbs_news 友人なにしとん。手配したったら良かったのに。
是非、ご視聴を! こんな状況下で、憲法とは…。提案する菅義偉自公政権は勿論、安易に支持する国民も狂気…。 t.co/bavs9oXAkw
@tbs_news 何のための病院か医療体制の危機と言うより国の危機国民の命がないがしろにされている!
@tbs_news 東京も既に医療崩壊かあ?!
コロナ犠牲者が残した“最後のLINE”|TBS NEWS t.co/hTpEj5JIcV 映画のプロデューサーとして活動していた及川淳さんはこのやりとりの数日後
東京・新宿の自宅で亡くなっているのが見つかりました
検査も治療も受けられないまま、一人暮らしの自宅で容体が急変
@tbs_news 2.
この病院では外来の診察を制限していて、検査すら受けることはできませんでした。
「すごく怒って『病院の意味ないですよね』って、写真入りで僕に送ってきてました」(杉本正幸さん)
〈頑張って病院に来たら、コロナは受付しないと言われて保健所に連絡してください、と言われました〉(及川さん
@tbs_news 「東京都発熱相談センター」か、かかりつけ医に電話をって、発熱時の相談先を本人か友人が知っていたら生きられたかもしれません
命に関わること内容ですので、そういうフォローも報道で追加していただけたらと思いました
@tbs_news これが、オリンピック開催国ですか😓まるで、どこかの発展途上国
こんな国でオリンピックやるの?
恥ずかしくないの?
医療もまともに受けられない状態で、どんなに悔しくて、悲しくて、怖くて、孤独だったか、気の毒過ぎて言葉が見つからない。
全国ロックダウンする時です。
@tbs_news この報道はなにを言いたいんだろう…
亡くなった方を実名報道してるけど、
・12/31に会食して感染とか、
・保健所とかに確認もせず病院行って門前払いとか、
明らかにこの方が叩かれる編集だけども、
この報道が伝えたいことに繋がっているのか…?
もやもやするなぁ
@tbs_news 安倍晋三とか菅義偉とか小池百合子とか吉村洋文とかの無能に国民が殺されていく