【画像】マンガ科の教授、2000年代まで「オタクっぽい漫画」を一段も二弾も低く見て、排斥していたのは大手出版社の編集者では→漫画家が賛同・次々と証言

1990年代～2000年代において「オタクっぽいマンガ」を一段も二段も低くみて、場合によっては排斥しようとしていたのは、マンガ業界内ではむしろ大手出版社のメジャー少年誌・青年誌の編集者たちだったんじゃなかろうか？

— 伊藤　剛 (@GoITO) February 11, 2025

これは文章には残りにくいものなので、いま文献的に追うのはかなり困難だと思うので、オーラル・ヒストリーとして残していくしかないと思われるんだけど、90年代、メジャー少年誌への持ち込みなどの場で「オタクっぽい」「マニアック」等と言われて蹴られたひとは少なくないはず。

— 伊藤　剛 (@GoITO) February 11, 2025

このあたりの空気感は、現場におられたであろう喜多野土竜さんは、よくご存じなのではないかと思うんだが、どうなのだろう。

— 伊藤　剛 (@GoITO) February 11, 2025

むしろそれで出遅れたのを巻き返そうとした動きが実ってきたのが鬼滅以降というのはわかります
その源流が「迷い猫オーバーラン！」「パパのいうことを聞きなさい！」の松智洋氏界隈からの（コミケ周辺の萌え文化とビジネスノウハウの集英社への流入）流れとは聞き及んでますね。

— 相沢タツユキ C105 月東4 リ-07a (@Tatsuyuko) February 12, 2025

タッチ､うる星やつらで飛ぶ鳥を落とす勢いだった当時のサンデー編集部ですら学歴エリートたる編集者サイドのマンガ家に対する蔑視が窺えます
島本先生もエンタメ的に盛って描いてますが､この空気感は伝わるし安永先生とかゆうき先生とか編集部はどんな読者層にウケてるか分からなかっただろうな pic.twitter.com/YdCiKu8amL

— BowzBlack(たまくろぼうず) (@BowzBlack) February 12, 2025

他誌でそこそこヒットさせたその手のものを、「ああいうのウチでやって欲しかったなあ」と後で言われて、「いやそういうのいらないって言うてたやないですか」とボヤいたことが。 https://t.co/BMb1vy9xsR

— 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) February 15, 2025

少なくとも少年サンデーにおいてはその空気が濃厚にありました。「うる星やつら」や「パトレイバー」に憧れて門を叩いたのに、編集さんからスポーツ漫画を強要されて挫けていった新人漫画家をたくさん見ました。 https://t.co/MZwJEtGi7L

— 高橋功一郎＠【ハナシノブ】1巻発売中！ (@5ichiro) February 13, 2025

サンデーは本来そういう作品の受け皿となる雑誌のはずだったんですけどね…。
ちょうどその時期に何か方向性が逆行してしまった。 https://t.co/ebWvAdlZIn

— 藤栄道彦 (@michihikofujiei) February 13, 2025

マジで笑えないんだよな！！ pic.twitter.com/KPKDgvvVsu

— 九兆 (@kyu_tyou99) February 14, 2025

な～んちゅうか、本中華
この頃の「ケロロ軍曹」（1999年連載開始、アニメ7年間にマンガ1400万部に諸々メディアミックス大爆発！）人気と、作者の吉崎観音先生が元はサンデー増刊連載作家だったが不遇を託って放逐され
KADOKAWAで花開いた…経緯を知らんとわからんコマなんよねコレ https://t.co/ld13tp5UFy

— かわなんとか（カワナ＝N＝トーカ） (@kawananikasann) February 15, 2025

何なら排出どころか叩き潰してた前科も多々 https://t.co/u7s344v9n3

— ほなみん＠お兄様 (@newmoon398) February 15, 2025

僕にも覚えがあります😔

— 正木秀尚＠又はカピバラ先生『現代九相図』電書発売中 (@masakihidehisa) February 13, 2025

正木先生…！あの時代のサンデー新人はほとんどが同じ経験をしてると思います。お察しします😖

— 高橋功一郎＠【ハナシノブ】1巻発売中！ (@5ichiro) February 13, 2025

このオタク向け嫌悪が外にも漏れ出ていたのはお家騒動期のガンガン。お家騒動後に受けたインタビューで、当時の編集長が「特定層の好みに偏ってしまった（から改革した）」って言ってますからね。しかしメジャー（の中の）マイナーよりは、マイナー（の中の）メジャーの方が、印象に残ると思います。

— ふきのとう(FUCAN) (@hukinoto) February 13, 2025

週刊少年ジャンプ連載の「バクマン。」では、
主人公たちの同級生が、きらら系の名前をモチーフにした雑誌で萌え4コマを描く漫画家になっていましたが完全に悪役でした。
作品は主人公たちから貶され、本人の性格も最悪、と萌え4コマに悪印象を持たせるような描き方、
でした。 pic.twitter.com/FcHpbzh7uM

— たきがわみずきmkⅡ@💉💉💉💉💉💉 (@takigawamizuki) February 11, 2025

浦沢直樹さんの持込原稿を却下した編集さんはいましたね…
たまたま別の雑誌編集者さんが通りかかって、原稿掻っ攫っていかなければ、世に出ていなかった
浦沢直樹さんは、一度だけ持ち込んで諦めるつもりだったから

— 🌸水鞠🌸つくも神礼賛 (@mizumari2024) February 13, 2025

何をもってオタクっぽい漫画と定義してるかわからんけど、高橋留美子作品がこの40年続いていてそれは無い。

— ざるそば (@spelunker999) February 13, 2025

ジャンプが特にそう
オタク側がストーリー作品が盛り上がってる時期に
to LOVEるは中身がないセクシー作品だったりするのとかあれ自体偏見だな、と

あと、女性キャラは影が薄いものってのが
鬼滅あたりからやっと活躍するのが増えたのもオタク向けの強い女キャラに影響されてると思う

— 名無し (@A57g4jD6CFhtTZm) February 11, 2025

お家騒動期エニックスとは、「少女漫画との中間の作風から少年漫画回帰」が原因とされていますか。 https://t.co/7WqgFLLDZO

— ZIMBA (@zimba_dqx) February 14, 2025

この頃って、有害図書運動起きたて気がする。なので排斥があったのかな……
少コミとか少女誌まで言及されてた記憶…… https://t.co/QiFunLy7L7

— 殉＠ミュート推奨アカウント (@dandelioncrater) February 14, 2025

バクマンとかそんな感じだった気はする https://t.co/1KsQCJn79E

— うえびれ　健全 (@lRqTp5VaQxTyblu) February 14, 2025

これ、実際に読んでた側として納得。メジャーはオタ排斥してたなあと。90年代以降からやっと受け入れた印象。 https://t.co/1ry6H66cbR

— 発達の凸凹道を行く人生(乗っ取り回復) (@Mia56007) February 14, 2025