ponzuさん
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能登半島地震、途上国からSNSに「インプ狙い」の大量偽情報 X利用多い日本人狙われる「金儲けのチャンスだ」
能登半島地震を巡り、SNS上に投稿された偽情報の多くは、海外の10か国以上から発信されていた。偽情報でインプレッション(閲覧数)を稼ぎ、広告収益を得るためだ。第6部では、従来の法規制やルール、倫理観では健全性が確保できなくなったデジタル空間の現実を取材し、その対策を探る。
1月1日。自宅にいた男性がいつものようにスマホでX(旧ツイッター)の投稿を眺めていると、現地語で<日本><地震>という言葉が目に入った。黒々とした濁流が船や車をのみ込んでいく動画もあった。
「日本で大変なことが起きている」と思った。同時に濁流の動画を添付した投稿の閲覧数に目を奪われた。数十万回に上るものもある。「金もうけのチャンスだ」――。すぐに同じ濁流の動画を投稿した。ネットで見つけた倒壊家屋や土砂崩れの画像も拡散した。能登地震に関係があるか。それはどうでもよかった。
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