ponzuさん
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【新事実】法隆寺の駐車場にある植え込み、実は6世紀後半の古墳でした 奈良大学などが確認「寺の建設に再利用された?」
世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)の参道脇の観光バス駐車場にある円形の植え込みが、6世紀後半につくられた古墳だったことが、同町教育委員会と奈良大学の発掘調査で確認された。内部からは横穴式石室が見つかり、石が抜き取られていたことから、寺の建設などに再利用された可能性もあるという。
植え込みは直径約8・5メートル、高さ約1・5メートル。駐車場の隅にあり、調査前は樹木に覆われ、裾は石垣で囲まれていた。この形に整備された時期は不明で、一見すると普通の植え込みにしか見えなかった。
ただ、地元には「クスノキの舟」が出土したとの言い伝えがあり、町教委は木棺が埋葬されていた可能性があるとして「舟塚古墳」と呼んでいたが、本当に古墳かどうかは確認されていなかった。
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