harumaruさん
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殺陣師の支持を無視した劇団、役者にケガをさせてしまう
SNSでは愚痴らないようにしてるけど、たまにはね。
某劇団への殺陣指導でのこと。何回か出向いた時、自分の知らない振付がいつの間にかついていたのでどうしたのかと聞くと、別の殺陣師?殺陣が特技の役者?にお願いしたとのこと。そこまで広くない舞台なのに全員刀を振り回して乱戦を行い。そのシーン
だけ、基本を無視した殺陣になっていた。
「このままでは絶対に怪我人が出るからせめて刀を振り回して殺陣をするのは止めた方が良いです。」と忠告したにも関わらず、演出家も一部の役者達も『カッコイイから』とその殺陣を止めようとしないので「分かりました。その代わりそのシーンについては一切
責任を負いかねます」と申し出ると、僕はその作品から降ろされて、問題のシーンを作った人物が後任となりました。
後日、その現場で仲の良かったスタッフから「先生、やはり問題のシーンで額が割れました」と聞きました。
大きく振り回した刀が後ろで戦っていた役者の額に当たったらしいです。
6針程縫ったとか。
今一度、殺陣やアクションは『やり方を間違えれば』取り返しのつかない大怪我をしてしまうということを肝に命じた方が良いと思います。
何度も基本的な動き(振付ではなく殺陣をする為の身体の動かし方)を繰り返し学んでから、役を入れたりスピードを上げたりしないと本当に危険です
殺陣をやりたい人の理由って、時代劇やアニメみたいに刀を振ったり、構えてみたかったり、精神統一の為だったり、やる人の数だけあると思うんだけど、これだけは覚えておいてほしい。
模擬刀の鋒は、これです。
芯も絡みも自分勝手に立ち回って相手に刺さりでもしたら、リアルに人が死にます。 https://t.co/t2qVglmlFJ
現代は殺陣をやりたければ誰でもできる環境になっています。だからこそ今一度考えてほしいのです『本当に安全第一で殺陣をやっているのか』を。
指導する側は最低限、救急箱の準備や労災保険への加入等、何かあったときのために対処できるような環境にしないといけないはずですt.co/kocY4AKSSu
勝新太郎の息子が真剣で斬られ役の俳優を刺し死亡させる
父・勝新太郎が監督を務めた映画『座頭市』(1989年)でデビューする(芸名は本名の奥村雄大)。しかし1988年12月26日、広島県福山市みろくの里撮影所で行われた同作の撮影中、立ち回りの場面において、斬られ役の俳優に誤って重傷を負わせた。その後、俳優が死亡したことから、撮影現場関係者らと共に広島県警から業務上過失致死罪の疑いで事情聴取を受け、奥村の使用した日本刀が撮影用の模擬刀などではなく真剣であり、それで首を斬りつけていたことが判明した。お蔵入りが懸念された『座頭市』は公開されたものの、奥村は以後謹慎生活を送ることとなった。迫力を出すためにスタッフが勝手に真剣を用意し、奥村は真剣であることを知らなかったとされ、裁判でもその主張が認められた。
89年 映画「座頭市」 撮影中、殺陣師の喉に真剣が刺さり死亡
出典元:YouTube
みんなの声
@Yls1EvFzIcbhewW @masaran10 演出家さんも一部の役者さんにも川畑さんへの敬意がみられませんねぇ。
観劇するのはお客さま。
自己満足の舞台ではないけどなぁ。
@Yls1EvFzIcbhewW 一歩間違えると殺陣が殺人になりかねないですからね
命があって良かった
@Yls1EvFzIcbhewW 失礼いたします
ある漫画家さんも作中でキャラに言わせてたな
殺陣なんて適当に振りましてるじゃない
あれはちゃんと計算してる、そうじゃないと怪我するんだぞ
無関係の人から見れば、適当と思っちゃうんでしょうし
ある程度やってると、もう大丈夫って思っちゃうんですかね
@Yls1EvFzIcbhewW 心中お察しします。私も過去に似たような事がありましたのでよくわかります。
@Yls1EvFzIcbhewW 勝新太郎の映画でも殺陣で死人が出たんでしたっけ
@Yls1EvFzIcbhewW 居合の練習中。私の模擬刀(亜鉛合金?)を振り下ろした時に金属疲労か何かでハバキから折れて飛んだ事が有ります。床の板の間に刺さって立っているくらいですから刃の付いてない合金の刀でも刃物と思った方が良いですよね。あの時はほんと、人に当たらなくて良かった。
@nukonukostation @Yls1EvFzIcbhewW あれは確か真剣が喉に刺さって死人が出た筈
@Yls1EvFzIcbhewW これを読んで勝新太郎の息子を思い出した
殺陣のシーンで真剣を使用し相手役が亡くなったはず
@Yls1EvFzIcbhewW 息子が劇団にいた頃、殺陣は木刀
まずは切られた振りをする稽古を
ずっとしていました
上手く切られて、倒れる
それが相手を生かす芝居だと言われてました。カッコいいからと芝居を変えるなんて危険ですよね
@Yls1EvFzIcbhewW 模造刀とはいえほぼ鋭角な鈍器ですものね。
物真似でお馴染みのコロッケさんが物真似番組で殺陣を披露する為に練習していた所、脛に刀が当たってパックリ割れてしまった事がありましたね。
安全管理って大事ですよね。