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【論文捏造】名古屋大…

【論文捏造】名古屋大学 伊丹研究室に所属する元大学院生、論文の改ざんや捏造行うも「記憶にない」と主張

トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授の研究チームが発表した論文で捏造が発覚

更新日:

名古屋大学 伊丹研究室に所属する元大学院生が論文捏造

名古屋大は16日、トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授の研究チームが発表した3本の論文に、多数の改ざんや捏造があったと明らかにした。元大学院生が、実験データを加工して使い回すなど不正に関与したとしている。

出典:名古屋大学研究所、論文に多数の改ざんや捏造 元院生がデータを使い回し - ライブドアニュース

研究活動上の不正行為に関する調査結果について
2022年03月16日

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授らの研究チームによる論文「リビング縮環π拡張重合によるグラフェンナノリボン(GNR)合成」については、2019年6月に、科学誌『Nature』に掲載されましたが、当該論文に使用したデータに疑義があることが判明し取り下げを依頼したところ、2020年11月25日付で同誌から取り下げられました。また、同チームから出されたGNRに関するその他2報の論文についても、取り下げ依頼の上、撤回されました。

本件について、本学では公正研究調査専門委員会を設置し、調査を行ってまいりましたが、このたび調査が終了し不正が認められましたので、ご報告いたします。



このような事態が発生いたしましたことは、誠に遺憾であり、皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心からお詫び申し上げます。

今後このような事態を引き起こさぬよう、研究活動に係る研究倫理を徹底し、再発防止に向け、全学をあげて取り組んでまいります。

出典:研究活動上の不正行為に関する調査結果について | 大学からのお知らせ

調査対象者がこちら

I-2. 調査対象者
A 元大学院生
第一著者(Nature 誌、JACS 誌、JOC 誌、Synlett 誌)共著者(ACS Nano 誌)(被申立者)
伊丹 健一郎 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所教授
責任著者(Nature 誌、JACS 誌、ACS Nano 誌、JOC 誌、Synlett 誌)(申立者)
伊藤 英人 名古屋大学大学院理学研究科准教授
責任著者(Nature 誌、JACS 誌、ACS Nano 誌、JOC 誌)共著者(Synlett 誌)(申立者)
B 元名古屋大学大学院理学研究科 博士研究員・元特任助教
第一著者(ACS Nano 誌)共著者(Nature 誌、JACS 誌、JOC 誌)
C 元名古屋大学大学院理学研究科特任准教授
責任著者(ACS Nano 誌)共著者(Nature 誌、JACS 誌)
D 元名古屋大学物質科学国際研究センター助教、元 JST ERATO 伊丹分子ナノカーボンプロジ
ェクトグループリーダー・研究総括補佐
共著者(Synlett 誌)

出典:https://www.nagoya-u.ac.jp/info/upload_images/20220316_jimu.pdf

不正内容抜粋

III-1. 研究情報の喪失について
伊丹研究室では、卒業時には実験の生データや研究試料を担当スタッフ(A 元大学院生の場合は伊藤准教授)に引き継ぐとともに、紙媒体の実験ノート現物を残すか、あるいはノートをスキャンしてpdf ファイルを作成し、これを研究室スタッフに引き継ぐことがルール化されていた。スキャン後には、スタッフの許可を得たうえでノートの現物を廃棄することも認められていた。しかしながら、A元大学院生については、この研究室ルールに反して電子化された実験ノートは残されておらず、実験ノートの現物も廃棄されていた。A 元大学院生は、研究室のプリンターでスキャンして pdf ファイルを作成し、USB に直接保存した後に、研究室貸し出しの MacBookPro を介して dropbox に upload したと主張したが、本人から提出された USB3点や、研究室プリンターにおけるスキャン履歴と USB 保存履歴を検証したが、この主張を裏付ける事実は一切得られなかった。以上から、A 元大学院生が、ルールに反して実験ノートを一方的に破棄したと判定した。また、調査対象論文に掲載された SEC チャート、Raman スペクトル、NMR スペクトル 等の生データの多くは測定装置に残されていた一方、嫌疑の MALDI-TOF/MS の生データは残されていなかった。

出典:https://www.nagoya-u.ac.jp/info/upload_images/20220316_jimu.pdf

A 元大学院生は、Nature 論文のデータにおけるバックグラウンドデータの一致、1H-NMR ピークの消去、SEC チャート、IR および Raman スペクトル、紫外・可視吸収および発光スペクトルにおけるデータの使い回し、F 元大学院生の SEC チャートのすり替えについて明白な研究不正の根拠を突き付けても、各データの不正は認めるものの、よく分からない、あるいは記憶にないを繰り返して、自らの行為であることを否認し続けた。NMR スペクトル解析におけるプロトン数の恣意的な計算については最後に認めたが、これ以外については合理的な反証は何ら示されておらず、調査専門委員会は、A 元大学院生による研究不正であると認定する。本人に反省の色は見えず、その行為は極めて悪質である。

出典:https://www.nagoya-u.ac.jp/info/upload_images/20220316_jimu.pdf

「元・大学院生は自身の関与を否定している」

3年前に発表した論文に不正があった 名古屋大学が認めて謝罪 元・大学院生がデータ捏造か(CBCテレビ)
#Yahooニュース
t.co/BASp923Dvw

2022.03.16 13:28:44

名大研究所、論文に多数の捏造 元院生、データ使い回し | 2022/3/16 - 共同通信 t.co/HtaJUvh5aT
なんでこのタイミング?

2022.03.16 13:24:39

院生追い込みすぎるとこうなんねんw
どうせ、パワハラ紛いの進捗状況チェックとかあったんやろ(ど偏見

3年前に発表した論文に不正があった 名古屋大学が認めて謝罪 元・大学院生がデータ捏造か(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース t.co/5xJctj793m

2022.03.16 13:02:05

「元・大学院生は自身の関与を否定しているということです」 / 3年前に発表した論文に不正があった 名古屋大学が認めて謝罪 元・大学院生がデータ捏造か t.co/do7h0HJn38 #チャント #CBC

2022.03.16 13:02:05

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