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【ひどい】『大川原化…

【ひどい】『大川原化工機』社長ら外為法違反罪の起訴取り消し 長期間勾留続き元顧問は胃がんで死亡

生物兵器製造に転用可能な噴霧乾燥機を輸出したとして起訴された化学機械メーカーの2人、保釈まで社長は332日間、胃がんで亡くなった顧問は240日間身体拘束されていた

更新日:

生物兵器を輸出したと疑われ長期間身体拘束 結果無罪に

 横浜市の機械メーカー「大川原化工機」の大川原正明社長(72)ら3人については、軍事転用可能な機材を輸出したとして、去年、警視庁公安部が逮捕し、東京地検が起訴していました。しかし、今年7月、東京地検は「軍事転用可能という点に疑義が生じた」「結果的に反省すべき点もある」として、一転、起訴を取り消しました。

出典:【独自】『不当勾留』 国が機械メーカーに1130万の刑事補償支払い|TBS NEWS

 大川原社長と元役員の島田順司さん(68)は昨年3月に警視庁に逮捕され、起訴後も勾留が継続。今年2月に保釈されるまで332日間にわたり身柄拘束された。同様に逮捕、起訴された元顧問の男性は胃がんが判明し、昨年11月に勾留停止となるまで240日間拘束された。元顧問はその後、死亡した。

出典:起訴取り消し、1130万円補償へ 「無罪受けるべき理由」―東京地裁:時事ドットコム

大川原化工機HP

外為法違反の起訴取り下げにつきまして
令和3年8月2日 大川原化工機株式会社

外為法の違反で当社、当社社長ならびに元取締役が東京地方検察庁に起訴されておりました件につきまして、令和3年7月30日検察庁が、立証が不足しているとして、起訴を取り下げたことを報告いたします。

昨年3月に起訴された後、10月より判事、検事、代理人弁護士による公判前整理手続きを重ねておりましたが、当社側は証拠を示し、外為法に違反するものではないと一貫して主張してまいりました。今回の起訴取り下げは、その主張が認められたものと受け止めております。

当社は今回の件を踏まえ、全社を挙げてコンプライアンス体制の強化、社内におけるチェック機能の強化等に取り組んでおります。今後もより一層輸出管理を厳格に行ってまいる所存です。

社長らの逮捕、起訴後においても変わらずにお取引いただきました皆様には言葉では言い表せないほど深く感謝いたしております。
今後とも、末永くお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

以上

出典:大川原化工機株式会社|NEWS

国家賠償請求訴訟の提起につきまして
令和3年9月8日 大川原化工機株式会社

すでにお知らせしたとおり、当社の噴霧乾燥機の輸出が外為法に違反するとして起訴された件については、本年7月30日に検察官が起訴を取り消し、公訴棄却となりました。
本日、当社は今回の事件について、国家賠償請求訴訟を提起しましたのでお知らせいたします。
当社は、今後もこれまで同様にコンプライアンスを遵守し、最高水準の噴霧乾燥技術で、産業の健全な発展に貢献してゆく所存です。
今後ともご支援くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、国家賠償請求訴訟に関する取材等のお問い合わせは、下記宛にお願いいたします。

和田倉門法律事務所(代表弁護士 高田 剛)
TEL:03-6212-8100
E-mail:info@wadakura.jp


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出典:大川原化工機株式会社|NEWS

担当弁護士note

警視庁公安部の捜査、長期の身柄拘束
警視庁公安部による本件の捜査は遅くとも平成29年5月ころには開始され,平成30年10月3日,大川原化工機株式会社の本社その他の営業所及び役職員の自宅に対する捜索差押がなされた。また,当該捜索差押後,大川原正明らの逮捕までの約1年6か月間にわたり,大川原正明らを含む大川原化工機株式会社の役職員48名に対し延べ264回の任意の取調べが行われた。
また,起訴後も大川原正明ら3名の勾留は続き,亡相嶋は勾留中に体調を崩し胃癌であることが判明,令和2年10月16日に勾留執行停止となった後は病院及び自宅で治療を続けたが,令和3年2月7日に死亡した。大川原正明及び島田順司の勾留は,令和3年2月5日に保釈されるまでの間,約11ヶ月間継続した。なお,その間弁護人により5回(亡相嶋については7回)の保釈請求がなされたが,いずれも退けられた。

出典:【訴状より】大川原化工機 国賠訴訟の概要|和田倉門法律事務所|note

自白獲得に向けた不当な捜査
さらに警視庁公安部のA警部補による島田順司に対する取調べは,事前に作成した捜査機関に有利な恣意的内容の供述調書について,誘導や詐術的発言,恫喝を含む不当な言動等により,島田順司に対して不当な心理的影響を与えて署名指印を強要した違法なものであった。また,島田順司の弁解録取手続きに至っては,弁解を聞くこともないままに事前に作成した弁解録取書について,詐術を用いて原告島田に署名指印させ,島田順司がかかる詐術に気付くやその証拠隠滅を図るなど,様々な点で違法なものであり,警視庁公安部の「立件ありき」の姿勢がよく看取できる。

出典:【訴状より】大川原化工機 国賠訴訟の概要|和田倉門法律事務所|note

反応まとめ

「大川原化工機」の件でも、不正捜査・顧問の方が勾留中に病死・起訴取り下げ、挙句6億近い賠償請求ってのがあったばかりだが。。。

軍事転用の恐れある「水中探知装置」をチリに不正輸出か…メーカーの元社長らを逮捕 | MBS 関西のニュース t.co/ml3GRPpABw

2021.11.17 13:14:04

動画の「撮影日時」、「作成日時」と取り違えか 地検が起訴取り消し(朝日新聞デジタル)
#Yahooニュース
t.co/2ibLCkyarj
#起訴取り消し
大川原化工機の外為法事件といい、警察と検察の証拠解析能力の低下は著しい。

2021.11.23 18:36:41

大川原化工機の取締役はお門違いの冤罪で酷い殺されかたをした。
日本に安保の判断なんかホントに出来るのかよ。
#報道1930

2021.11.23 20:31:14

補償もいいけど、まず謝罪しろよ

【独自】「大川原化工機」起訴取り消しで刑事補償を決定|TBS NEWS t.co/ZVBh4nDc6u

2021.12.09 00:51:20

読売新聞にも掲載されたようですが、12/7に満額の刑事補償の決定が出ました。
刑事補償とは無罪となった人への身体拘束に対する補償で、憲法40条に基づく制度だ。つづく
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「大川原化工機」起訴取り消しで刑事補償を決定|TBS NEWS t.co/vtDfpCx36u

2021.12.09 07:05:13

『外為法違反などの罪に問われ、初公判直前に起訴が取り消された横浜市の機械製造会社「大川原化工機」社長大川原正明さん(72)ら計3人について、東京地裁が刑事補償計1130万円を支払う決定』 t.co/dBeMpaJqIN

2021.12.09 10:08:35

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