【火事】11日の日置市東市来町湯田の火災 行方不明になっていた50代の息子が路上で発見される

今月１１日、日置市で住宅など２棟が全焼し住人の８５歳の男性が遺体で見つかった火事で、行方が分からなくなっていた同居する息子が１９日午前、見つかりました。

この火事は今月１１日午前５時ごろ日置市東市来町湯田で内野幸男さん（８５）の住宅など２棟が全焼し、焼け跡から内野さんの遺体が見つかったものです。

内野さんの死因は焼死でした。

内野さんと同居していた５０代の息子は火事の後から行方が分からなくなっていて、現場から１．５ｋｍほど離れた山道で息子の車が発見されていました。

警察などによりますと１９日午前９時ごろ現場近くの路上でこの息子が発見されたということです。

息子は衰弱しているものの、受け答えができる状態で現在、病院で治療を受けています。

警察は息子の回復を待って事情を聞く方針です。

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内野さん親子を知る人によりますと、内野さんは週に３日、デイサービスに通っていて、息子は夜間の仕事をしながら、日中は１人で父親の介護をしていたということです。

親子を知る人は「普段から父親の面倒をよく見ていた。父親の体が不自由になってからも、朝昼晩ちゃんと面倒を見る普通の息子だった。早く帰って来てほしいと願うだけ」と話していました。

警察は、息子が何らかの事情を知っているとみて捜索を続けるとともに、事件と失火の両面から捜査しています。

出典：日置市住人男性死亡の火事　同居する息子の捜索続く　鹿児島