ringoさん
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「死神」という言葉を「死に神」にするよう出版社が校閲してくるという話
「死神」という表記。講談社の校閲からは「『死に神』に改めなさい」という注文がきます。ぼくは「『に』という送り仮名はマヌケで白けてしまうので、イヤです」と突っぱねて、ちょっとしたイザコザになりました。
講談社もそうだったのか!
てっきり、小学館だけの風習とばかり… t.co/4Qj2RZ8u8S
C「奴は、まさか死に神。」
D「奴は、まさか死に神‥」
Cは小学館の漫画家、Dは講談社の漫画家だ。
一応連れて行け。
黄昏流星群29巻「守護星奇譚」に出てくるのがまさに「死に神」表記だったけど、そういうことだったのか。校閲としてはそうかもしれないけど、送り仮名の「に」が挟まる字面の方が違和感があるよなー。 https://t.co/GhC4vo2nqq https://t.co/fHaIC5F2U0
@wingletter 私も「死神」表記をめぐって過去に出版社と話し合いをする機会があり、今は「死神」表記で通せております。出版社があくまで辞書どおりの表記に固執するのでしたら、「広辞苑」が第六版から「死神」表記を採用していることを申し添えておきます。
講談社校閲局編の『日本語の正しい表記と用語の辞典 第三版』で、「しにがみ」は「死神」と表記されている。
第二版だと「死に神」だったのかな。 t.co/SSI8yavZqx
@M_Machi__ こんばんは。それは意外です。ぼくのイザコザは、なんだったんでしょう?
@wingletter こんばんはです。
うーん、校閲された方のご判断なのでなんとも言えませんが、「死に神」や「死神」は辞書でもどちらかで立項されているレベルの表記なので、なぜイザコザになるほど「死に神」にこだわったのか疑問なところではあります。
譲れないなにかがあったのだと思いますが……
@M_Machi__ こんばんは。ぼくは講談社の業務委託編集者だったのですが、正社員の編集者が伝書鳩のように校閲からの指示を伝えてきたので、ぼくもそいつを伝書鳩代わりに使ってこちらの意匠を伝えたのです。一流大学出て高給取ってそんな仕事しかできないとは、哀れな話ですが。
.@ShiraishiGento さんのコメント「話しはずれるが、常用漢字外を平仮名にする中途半端な書き換えもどうにかしてほしい。
「ふ頭」「り災」「まん延」、見てて気持ち悪いから漢字に大きなふりがなでどうにかならんのかな…。」にいいね!しました。 t.co/dcX1vKg0Kq
いやほんと「死神」と「死に神」では印象も受ける意味あいも違うし「死に神」表記は一般化されていないと思います
これは暴力的な表現の矯正に思えますね
断って正解だと思うし、私もそこは譲りたく無いと言うでしょう
怒って断固拒否でも良いくらい
(๑;°ヮ°) t.co/rmPxyvFiPG
私も「死に神」より、「死神」表記がかっこよくて好きです
えんどコイチ『死神くん』を思い出した。『死に神くん』じゃなんかおかしい。 t.co/cvb9RXGxCN
RT 文字遣いも視覚効果のうち、と考えている。お付き合いしている出版社の担当さんには、できるだけ伝えて、妥協点を見つけるように心がけている。今のところ議論になったことはない。御理解に感謝。
「死神」を「死に神」にできないのは、視覚効果上の問題の一例。
校正界隈で話題のツイですが、これはたしかに原則は死に神ですね。新聞だったら全部死に神に直されるはずです(コーパスで確かめたところ固有名詞以外の死神は1件もありませんでした)
ただ小説は新聞とは違い裁量が大きいので、一般的な語彙感覚からすれば頑強に直させるほどではないと思います
ざっと見た感じ送り仮名いらない派が多いみたいだけど、いやこれ目から鱗の気分。私は送り仮名つきの「死に神」割とアリだなあ。カッコ良さを選ぶなら「死神」がいいけど、ひらがな一文字ぽん、と間に入ると和ホラーゲームのタイトルみたいで、これはこれでいい
落語の死神表記も漫画内だと死に神に修正させられるんだろうか。 t.co/M66aRKv8Wv
ゴルゴで「楼蘭・さまよえる死神」ってタイトルの話があるんですが小学館の掲載誌ビッグコミックでは「楼蘭・さまよえる死に神」ってタイトルだったんですよね
この「死に神」って表記が非常に引っかかっていたんですが
リイド社から出る単行本だと「楼蘭・さまよえる死神」になっていたので
講談社や小学館はNGでリイド社だとOKとか出版社ごとに基準が違うみたいですね。