高岡蒼佑さんが俳優業引退インスタに若松孝二監督との別れなど苦悩綴る : まとめダネ！

高岡蒼佑さんが俳優業引退インスタに若松孝二監督との別れなど苦悩綴る

俳優の高岡蒼佑さんが俳優業引退を発表「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません」

高岡蒼佑（たかおかそうすけ、1982年〈昭和57年〉2月8日 - ）は、日本の元俳優。

東京都出身。血液型B型。身長175cm。

東京で生まれ、中学の頃に千葉県に引っ越した。中学3年までを千葉で過ごす。千葉県内の鴨川第一高等学校に入学後すぐに中退。中退後、1ヶ月間アメリカでホームステイをした。

アメリカから帰国後、東京で一人暮らしを始め、友人の紹介で読者モデルをはじめた。またその時に定時制高校へ入りなおした[1]。「定時制高校に通いながらラーメン屋の住み込みのアルバイトと読者モデルをしている苦学生」とテレビ番組で紹介されたことがきっかけでスカウトされ、芸能界入り。

出典：高岡蒼佑 - Wikipedia

インスタで長文投稿役者業についての思い語る

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17歳から携わらせてもらって現在38歳。この21年間で、いい景色も、ドロドロとした景色も、恐らく皆さんの想像を遥かに超える景色をこの目で見させて頂き、感じ、日々感性を揺さぶられ、また、感情は破壊され、日常でどれが本当の自分かもわからなくなる感覚も味わいました。別人として生きる。貴重な、特別な瞬間を、自分は一生涯忘れる事はないでしょう。顔を知ってもらえる事はありがたい事です。それにより多くの方と関わることができました。羨ましがられたり、やっかみもあり。どの世界もそうですが、決していい事ばかりではありません。むしろ苦しいことの方が多かったように感じます。けれど苦しいからこそ、作品が完成した瞬間は何にも変えがたい喜びがあります。顔なんて知られないでいい。そっとしておいて欲しい。ひっそりと暮らしたい。注目なんて浴びたくない。ここ10何年間はそんな気持ちでした。

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午前9時55分PDT

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お芝居はとてもやり甲斐のある、他には変えがきかない特別なものだと今でも思っています。本当に演じてこれた事、誇りです。濃密な時間を過ごさせてもらいました。数々の監督ともご一緒させて頂きました。一生の宝です。 10代で深作監督と出会い、これぞ日本映画という熱気に触れ、成長した自分で再度ご一緒したいと思い、願い、だけどその夢は叶う事なく、監督は逝ってしまいました。その後、井筒監督と出会い、作品に対して、自分が先頭で引っ張っていくという環境を作って頂き、やり甲斐を感じさせて頂きました。石丸彰彦さんというプロデューサーに出会い、映画とは違う環境で学ばせてもらい、多くの人の目に触れる貴重な経験をさせてもらいました。蜷川さんという演劇界の巨匠に出会い、7時間の舞台を演り切りました。プレッシャーのあまり役に入り込みすぎて毎日が辛かったのを覚えています。『早くサードやるぞ』と会うたびに声をかけていただいたのに、自分がチマチマしていたせいで、叶う事はなくお別れする事になったことは悔やんでも悔やみきれません。金閣寺で柏木という役をやらせてもらい、三島由紀夫に心酔し、演じさせてもらう中で、経験したことのない様々な感情が渦巻きました。『この小説のこのセリフは三島由紀夫の作品には絶対に必要だから省かないで欲しい。明日までに覚えてくるから一度聞いて判断して欲しい』と生意気にも頼み込んで、採用してくれた演出家の亜門さん、脚本家の伊藤さんには感謝をしている。その後の柳楽くんの再演でもそのセリフが生かされていたのは嬉しかった。トータル1年間という長丁場の舞台でしたが、あれだけ役に入った作品はなかったと思います。 1年間たったの1日も休むことなく、柏木のセリフを最初から最後まで声に出して呪文のように気が狂ったように唱えていた事を昨日の事のように忘れません。ここまでの間に大きく音を立てて崩れていった出来事もいくつかある。とにかく色んな大切なものを失い、自分の置かれていた世界が激変した。そんな中、若松孝二監督にお声がけして頂いた。作品に携わらせて頂き、また新たな目標を持つことができた。ベネチア映画祭にも連れて行って頂いた。新宿の蕎麦屋で何人かのスタッフと、何人かの出演者を交えて食事をし、次回作の構想の話や、人生の彼是を聞かせて頂き、胸が熱くなったり、信頼できる人だな、信用したいと思わせてくれる懐の深さがある監督だなと、少しだけ深作監督と重なった事を覚えている。ささやかな宴のその後、監督はタクシーに轢かれ帰らぬ人となった。何を目標に、何をやっていったらいいのかも、全くわからず、心がどんどん死んでいったことを今でも、嫌でも蘇る。監督の為にとか思う事ができず、自分に何ができるのかと、情熱が少しずつ薄らいでいった自分に嫌気がさした。

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後8時38分PDT

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ある時から何かに縛られている感覚をずっと抱えて過ごしていました。芝居に携わらせてもらってから3.4年くらい経った頃かな。徐々に見たくもない色んな景色が見えてきて、ドロドロとしたものに顔だけ出して溺れていく感覚なのかな。自分の心だけが日に日に壊れるのを感じながらも、何度も何度ももがき続けてきました。明るく振る舞っているものの、人を信用する事が出来ず、殻に閉じこもるようになりました。本当は大切な人が1人でも側にいたらそれだけで良いはずなのに、何か別の多くを求めすぎていたように感じます。迷惑をかけながらも、ある意味人生経験としてはいい時間を過ごせました。理想と現実のギャップに何度も何度も直面します。世間の声は時に励まされ、時に残酷です。この感覚もこの仕事の良い所でもあり、悪い所でもあり、他では味わう事はなかったでしょう。あるファンの方がいました。喜んで欲しい、もっと喜ばせたいという想いと、世間の声の狭間で、自分には今この人、この少年にかける言葉がない。きっと迷惑をするだろう。幻滅してるだろう。そう思うと気持ちよく会いに行くことすらできなくなりました。もっときちんと結果を残した時、もっと世間から認められるような役者になれた時と、時間が刻々と過ぎて行きました。ドラマを見て自分の病気に立ち向かっていたファンの方、祖父、祖母、家族のように過ごした先輩達、体のケアをしてくれていた整体師の奥さんなど、この21年で応援してくれていた色んな方達が亡くなりました。自分勝手なモヤモヤに囚われて無駄な時間を過ごしていたのかと、情けなくなりました。もっと、もっとは必要なかった。

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後10時52分PDT

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一役者如きが、人には言いたい放題言っているように映っていたかもしれませんが、核心に触れる事などはこの世界にいる限りはできません。取捨選択をするのは自分ではありません。だんだんと自分の存在が窮屈に感じるようになりました。いつのまにか自分らしさというものはどこにもなくなっている事に気が付きました。有名になりたくない。顔を出したくない。だけどやりがいのある役は演りたい、ただ芝居はしたい。矛盾しまくりです。我が儘です。子供がアンパンマンを夢中で観ていたらアンパンマンに登場して喜ばせたい。もはや演じるという事すらブレブレです。ある時、それはだいぶん前ですかね、演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました。心の底から物作りは好きです。必要としてもらえていない役者は自分の中ではお終いです。人生一度きりをもがき苦しんでも続けるのも正解です。自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない。これまで代表作に恵まれただけで本望です。思い切り演じ切る役と出会えた事、それだけで大きな財産です。本当にこれまで支え続けてくれた人達には感謝しかありません。

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後11時17分PDT

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何の為に役者を続けるのか、今では理由が明確ではなくなっています。自分はとても弱いので、演じる事から逃げさせて頂きます。この先の人生の方が長いと信じて。 17歳から俳優として作品作りに携わらせていただきましたが、38歳の今、俳優人生にもう思い残す事は何もないと感じております。岩崎社長、細野社長、今まで携わってくれたマネージャー、裏方さんには本当に感謝しています。もう思い残す事もございません。この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます。

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後11時26分PDT

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誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました。役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。誇れる才能も御座いません。期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。今後はどうかそっとしておいてください。自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。 21年間、本当にありがとうございました。高岡蒼佑

@ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前9時55分PDT

2012年に亡くなった若松孝二監督

若松監督は12日に東京都新宿区内でタクシーにはねられ、重傷を負って入院。事故の一報では命に別条はないとされていたが、若松プロによると「事故直後に病院に搬送されてから、意識不明の状態が続いておりました」といい、予断を許さない状況が続いていたことがうかがえる。若松監督が亡くなったのは17日の23時5分で、若松プロでは「交通事故によって逝去いたしました」と報告している。

出典：若松孝二監督、事故直後から意識不明「事実と異なる報道に混乱」 - シネマトゥデイ

　若松監督が事故に遭ったその日、新宿で一緒にそばを食べていたという井浦。若松監督は楽しそうに映画の話をしていたといい「その日、監督をタクシーに乗せて見送った背中が最後の別れになるとは考えもしませんでした。見送った数分後に事故に遭われ、痛かったことでしょう。でも僕は知っています。ギリギリまで監督も心を躍らせながら笑顔で歩かれていたんですよね。監督の嫌いなしみったれた空気にしてしまって、すみません」と声を震わせる。

出典：井浦新、若松孝二監督葬儀で涙の弔辞事故当日一緒だった… - シネマトゥデイ

以前嫌韓発言で炎上していた

韓流ブームをめぐる高岡の一連の発言は、韓国でも高い関心が集まっている。メディア各社は、高岡が23日にツイッター上で「正直、お世話になった事も多々あるけど8はマジで見ない。韓国のテレビ局かと思うこともしばしば」と韓国ドラマを放送するフジテレビを批判したことや、韓流批判により妻で女優の宮崎あおい（25）との間に亀裂が生じていることなどを報道。日本のインターネット上には高岡の発言に賛同する意見や、「嫌韓感情」が多く集まっていることも伝えた。

出典：高岡蒼甫が「嫌韓発言」で所属事務所退社へ、韓国でも高い関心 (2011年7月29日) - エキサイトニュース