【滋賀コロナ】大津市の60代男性 濃厚接触者11人 大阪市内までJRで通勤

滋賀県大津市の６０代の男性が県内で初めて新型コロナウイルスに感染したことが確認され、県は、男性の家族とともに、受診をした医療機関の医師と看護師合わせて９人を濃厚接触者としてウイルス検査を進めています。

５日、滋賀県で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、大津市の６０代の団体職員の男性です。
県によりますと、男性は２月２４日に寒気などを感じ、翌日、３８度を超える発熱があったため、市内の医療機関を受診し、その後も同じ医療機関を３回受診していました。
発熱が続いたため、４日になって紹介を受けた市内の別の医療機関が肺炎を疑い、県衛生科学センターでウイルス検査を行ったところ、５日、陽性が確認されました。
男性は、大津市内の病院に入院し、快方に向かっているということですが、県のその後の調査で、同居する５０代の妻と、帰省中の２０代の次男、さらに、最初に受診をした医療機関の医師１人と看護師６人の合わせて９人が濃厚接触者に該当することがわかり、ウイルス検査を進めています。
男性はふだん大阪市内の職場までＪＲで通勤していて、２月２７日、一度平熱に戻った際、２時間ほど出勤したということで、県はさらに詳しく感染ルートや行動歴を調べることにしています。

出典：県内初感染男性 家族ら９人検査｜NHK 滋賀県のニュース

　県によると、男性は2月24日から寒気を感じ、25日に発熱して市内の医療機関を受診した。27日に平熱に下がり、約2時間出勤したが再度発熱。3月2～4日に同じ医療機関を3回受診し、点滴の投与などを受けて帰宅したが、改善しなかった。4日、別の医療機関で肺炎の疑いがあると診断され、5日朝に県衛生科学センターのPCR検査で陽性と判明した。現在は市内の感染症指定医療機関に入院中で、快方に向かっているという。

　男性は大阪市内に職場があり、2月27日に出勤した際はJR東海道線の大津市内と大阪市内にある駅を往復した。15、16の両日は県内で宿泊旅行もしていたという。男性の妻と、県外在住で20日から帰省していた次男、受診した医療機関2カ所の医師計2人と看護師計6人、医学生1人に濃厚接触が確認され、PCR検査や健康観察などを実施する。

出典：新型コロナ、滋賀で初の陽性　大津の60代団体職員男性　医師ら11人濃厚接触（毎日新聞） - Yahoo!ニュース