ringoさん
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奈良女子大 トランスジェンダーの学生の受け入れを表明 戸籍上男でも女と主張すれば女子大に入れる模様
奈良女子大学は、戸籍上は男性でも自身の性別が女性と認識しているトランスジェンダーの学生を受け入れると表明しました。
女性自認の学生受け入れ 奈良女子大、出願資格拡大(共同通信) t.co/AoUP4V7HJQ
奈良女子大学の公式WEBサイト。古都奈良で次代を担う女性の人材を育てます。
奈良女子大(奈良市)の今岡春樹学長は28日、記者会見を開き、戸籍上は男性でも自身の性別が女性と認識しているトランスジェンダーの学生を来年4月から受け入れる方針を明らかにした。
国立のため、お茶の水女子大学同様性差別をなくす狙いか
国立の女子大はお茶の水(東京)と2校だけで、お茶の水は既に来年4月からの受け入れを表明している。同じ国立大として歩調を合わせた形。
これは半年前の私のツイートです。
この時私は、お茶大のニュースに対し不安を覚えてしまったのね。実際に「俺も女子大に入る」という男性(というか100田)のツイートも見てしまって。
この下にあるEmmaさんからのリプライを見てほしい。迷ったり、不安な気持ちに整理がつけられない人に。 t.co/qk3RiRVlyk
シス男性、シス女性を受け入れてくれる大学はたくさんあるけどトランス女性を受け入れる大学なんてほぼないだろ。やっとお茶大とかが動いただけじゃん。それでも特権あるとか言えんのかよ。くそむかつく。
p.13のO氏の記事に「去年7月のお茶の水女子大学と奈良女子大学がトランス女性の学生を受け入れると決定したニュースは、とても喜ばしい響きに私には聞こえました。」とあるけど、奈良女は「検討中・具体的な受け入れ時期は未定」じゃなかったっけ…?
●2018.7.4 ハフポスト
t.co/8C84UDzjYe
お茶大の募集要項には、トランス女性として入学した学生が在学中に男性自認に戻っても入学は取り消さない旨明記されている。そのこと自体は当然のことだが、その意味はけっこう大きいと思う。→
→もともとのジェンダーの意味は社会構造が有言/無言に男らしさ/女らしさの規範を作り、男も女もその規範に縛られているというような意味だった。
→そんなジェンダーなんてなくてよい、なくしてしまえと言うのもフェミニズム。社会構造から生まれているものなのでジェンダーだけなくすことはできないというのもフェミニズム。ジェンダーと言われているものに性sexに起因するものが含まれているのではないかというのもフェミニズム。
→いずれにしてもジェンダーは人々の内面に深く刻まれているとの共通認識があったと思う。このジェンダーとトランスジェンダーの文脈で使われるジェンダーは同じものと言えるだろうか。
→お茶大は在学中数年の間にジェンダーが逆転することを認めている。私のような古い人間からすると何とも奇妙だ。おそらく広く深く刻まれた性別規範の意味が「ジェンダー」から失われ、自認だけになっているのだと思う。
→性自認が短い時間で変化する現象がある。これは事実だ。数年単位で変化することもあるし、一時的に変化することもある。これは性トランス現象と呼ぶべきものであり、オーソドックスなジェンダー論とは別の話ではないかと思う。
→性トランス現象はフェミニズムが取り扱うべきものではなく、科学の領域の問題だ。性トランス現象は動物が種の保存のために有している機能だ。
→下等生物では性トランス現象はしばしば観察される。下等動物の性トランスでは生殖機能が転換する。種に属する個体の全てが性トランスできる遺伝子を持ち、環境条件に合わせて一定数の個体が性トランスする。
→下等動物から進化した高等動物では生殖機能の転換はできない身体となった。しかし、この種の保存機能は保持されていて、それが同性愛現象として現れるのかもしれない。たとえばペンギンの同性愛。
→そうであるとすると、ヒトの同性愛もトランス現象もヒトを含む全ての動物の個体が種の保存のために保持している機能が特定の個体に現れる現象なのかもしれない。
→少なくとも、トランス現象は生物学的に説明されなくてはならない現象のように思え、社会学的に/哲学的に説明しようとするのは無理があるのではないだろうか。そう考えなければ、短い期間に男→女→男のように性自認がトランスする現象を説明できない。