kanariaさん
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大掃除を簡単にするコツ
年末や来客前、家の売却時など、大掃除が必要な時は憂鬱ですね。
普段さわらない所ほど汚れはたまっています。
お掃除サービスに依頼すると驚くほどお金がかかるし、家族は協力してくれない・・・。
ちょっとしたコツがわかれば、費用も少なく自分で大掃除ができます。
ぜひトライしてみましょう!
1 下準備
いきなり取り掛かっても、時間がかかるだけで成果が見えてきません。
まずは家のどこをどのように掃除するか、簡単なプランを立てましょう。
やる気を出すためにも一番目につく所から始めるのがポイントです。
玄関・キッチン・洗面所などがオススメです。
そしてどの順番で進めていくかも決めます。
掃除を始めるとやる気が出すぎて断捨離を始めてしまったり、新しくカラーボックスを買ってきたりしがちです。
これを防ぐためにも工程表が必要です。
終わったらチェックをつけて満足度を高めましょう。
壁に貼っておけば、家族も興味を示して協力してくれるかもしれません。
2 専用の洗剤はいらない
「トイレ用洗剤」「キッチン用洗剤」「壁紙用洗剤」・・・。
ホームセンターやスーパーに行くと、果てしなく並ぶ洗剤の量に圧倒されます。
しかし裏を見るとほとんどが界面活性剤使用の中性洗剤です。
細かく言えば濃度や助剤などが違うので専用になっているのですが、大まかにはかわりません。
掃除の基本を考えてみてください。
リビングの掃除で言うと、はたきでホコリを落とし、ほうきで掃き、雑巾で拭く。
今の時代では、ダスターでホコリを取り、掃除機をかけ、ハンディーモップなどで水拭きする。
床の汚れも特殊な素材で無いかぎり、よく絞った雑巾で拭けばキレイになります。
それでも落ちない汚れの時にだけ、専用洗剤を使いましょう。
ドアのレールや冷蔵庫の裏側など、普段手入れしていない所もこの基本の掃除をするだけです。
雑巾を洗うのが面倒だという人は、ホームセンターで安いものを大量に買って使い捨てしましょう。
大掃除の時だけは地球ではなく自分に優しくしてあげてもいいと思います。
3 換気扇の油汚れについて
よく料理をする人で長年換気扇を掃除していない場合。
これは一番大変です。
掃除中に周囲も汚れますので、一番最初に取り掛かるのが良いです。
換気扇をまずできる範囲で分解します。
そしてアルミニウムの部品が無いか確認します。
(アルミは浸け置きすると傷む可能性があります)
熱いお湯(50度前後)を用意し、そこに粉の酸素系漂白剤を表示量入れ、1時間程度漬けます。
汚れがふやけたところで徹底的にこすります。
スポンジや大きめの歯ブラシ、布をまいた割り箸などの道具をたくさん用意しておきましょう。
すべて油がつくので使い捨てです。
もしこの方法でも汚れが落ちない場合は、石鹸と重曹を使います。
粉石鹸と重曹を半々ガラス容器に入れ、熱湯を少しずつ入れて混ぜます。
適当に粘りのある状態で止めます。
これを汚れが取れない部分に付けてしばらく置き、こすります。
これで取れない汚れは潔く諦めましょう。
両方とも最後はぬるま湯でよくすすいで乾かします。
5 仕上げ
キレイに掃除をしても、部屋が雑然としていたら成果が見えません。
もし大掃除が終わってから体力が残っている場合は、不用品を整理しましょう。
最近は気軽に捨てられないものが多いので、面倒でも自治体のゴミ収集について調べます。
案外「これも捨てれるんだ」という発見があるかもしれません。
6 まとめ
大掃除は道具や洗剤など買い込む必要はありません!
必要なのは体力と根気、少しの掃除道具だけです。
嫌な作業だと思わず、ゲームをクリアしていく気持ちで楽しく行いましょう。