クラシックのコンサートに行く時のマナー。服装は？席は？拍手のタイミングは？

クラシックコンサートはマナーが難しそう、厳しそうと思われる方が多いようです。
演奏の楽しみ方は個人の自由ですが、演奏会をより深く楽しむためにも
マナーやエチケットを知っておきましょう。

正装コンサートでなければ、ある程度きちっとした服装であれば大丈夫です。
平服の結婚式よりラフなスタイルというのが目安です。
男性はシャツにジャケットが無難です。

コンサートの席は映画と同様、前すぎず後ろ過ぎない真ん中の席が良い席です。
価格に反映されているので、それを参考にするもの良いでしょう。
２階であれば前の方がよく聞こえます。
しかし最初から席を気にしすぎることなく、何度か通ううちに自分のお気に入りの席を見つけるのが一番です。

コンサートの開場時刻は、演奏が始まる1時間くらい前に決められていることが多いです。
初めてであれば、焦ることのないように開場時刻には到着しておきましょう。
もしデートであれば、前もって予行しておくことも重要です。
座席についても劇場の案内を見て入り口などを把握しておきましょう。
開演後はドアの音も雑音になるため、休憩まで開けてもらえない場合があります。

上着や大きめのコートなどがある場合、また荷物が大きい場合はクロークに預けましょう。
コンサートホールであれば必ず用意されています。
大きな荷物を持ち込むと、周りに迷惑がかかりますので要注意です。
演奏が始まってからでは遅いので、前もってクロークの場所を確認しておきましょう。

演奏が始まると、休憩時間まで席を立ってはいけません。
皆さんお金を払って聞きに来ているので、邪魔することは非常に迷惑になります。注意しましょう。
お手洗いなどは開演前に済ましておきましょう。

気持ち次第ではありますが、曲が終わるまえに拍手をするのはマナー違反です。
指揮者が前に出てきたとき、演奏が終わった時にすると考えておけば良いです。
あとは周りのベテランの方々に合わせてしておけば間違いないです。
最後の拍手だけは大きく長く送りましょう。
カーテンコールを行っている場合も周囲に合わせます。

基本的に音楽を楽しむために行くものですので、それほどマナーについて気にしすぎる事はありません。
余裕を持って鑑賞するためにも、上記のような最低限のマナーを頭に入れておきましょう。