arareさん
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出典:Photo by Kelly Sikkema on Unsplash
普段着のニットをクリーニングに出すのはもったいない、でも少し匂う気がするという時。
ぜひ一度家で洗ってみましょう。
形や風合いを崩さないための方法を説明します。
まず洗濯表示をチェック
ニットと一口に言っても、綿から化繊、ウールまで様々な素材があります。
面倒臭がらずに洗濯表示を確認しましょう。
水洗い禁止のマークのあるものは、家での洗濯ができません。
付属品が外れたり、極端に縮んだり、毛玉だらけになる可能性があります。
家で洗いたい方は、購入するときに洗濯表示を確認すると良いでしょう。
手洗いorドライコースで洗う
とても大切なニットであれば、手洗いすることをおすすめします。
日常使いのニットであれば、洗濯機のドライコース(手洗いコース)でも良いでしょう。
洗う時間を短くすることがポイントなので、
もし洗濯したまま席をはずして長く放置していると、服がダメになってしまいます。
心配な方は洗面台かタライで手洗いしましょう。
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使う
ニットはおしゃれ着用洗剤を使うのが無難です。
無添加の石鹸でもそれほど傷みませんが、アルカリ性の添加物が入っている場合、
毛や絹のタンパク繊維が負けてしまいます。
洗い方の注意点
洗濯機でも手洗いでも、型崩れを防ぐために洗濯ネットを使います。
そして使用する水の温度は30度前後にしましょう。
洗濯時間は長くても10分程度。
水につけている時間が長いほど、繊維が傷みます。
短い時間でやさしく洗いましょう。
手洗いの場合は、先に洗剤を水に混ぜてから優しく数回押します。
この時にゴシゴシと乱暴に扱わないよう注意しましょう。
すすぎをして洗剤を落としたら、弱く脱水します。
洗濯機であれば、一番弱い設定の一番短い時間に設定してください。
すすぎの水の温度も30度前後にするのがベストです。
干し方の注意点
必ず平干ししましょう。
ハンガーで吊るすと、ハンガーの跡がついたり、袖や裾が伸びてしまいます。
形が崩れるので絶対にやめましょう。
市販の平干しネットを使うのが一番便利です。
安いものもありますので、できれば購入したほうが手間がかかりません。
どうしても干す道具の無い方は、お風呂のフタなど平らになる場所の上にバスタオルを置き、
そのうえに形を整えて置きます。
風通しを良くするか、扇風機を弱めに回して乾かしましょう。