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ミズナ(壬生菜)のや…

ミズナ(壬生菜)のやさしいプランター栽培

野菜のプランター栽培は、庭先や玄関先で簡単に育てる事ができ、畑で栽培するよりも手間暇もかからない経済的な方法です。ここでは、ミズナのプランター栽培について説明します。近年、サラダに適したミズナの品種があり、生食で柔らかく大変美味しく頂けます。

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1.栽培前の準備

野菜づくりの前に、まずは日当たりの良い場所を確保しましょう。次に、プランターで育てやすい野菜の一つとして、ここではミズナを選びます。特にミズナは、収穫までは40〜50日程の短期間で収穫できる野菜ですからプランター栽培には簡単かつ優しい野菜です。

プランター大きさとして長方形で野菜型のものを選び、ミズナの場合、深さ15〜20cmのもので12リッターから25リッターの容量のプランターを選びましょう。色々なタイプがホームセンターで販売されています。

ミズナの植える時期は、3月中旬から10月下旬まで、収獲は5月から翌年3月までです。発芽適温は20〜30℃で、生育適温は15〜25℃です。

更に容器は水はけのよい穴のあいたものを使い、底に小石か、軽石を敷き詰めましょう。

2.用土(培養土)の準備

畑と違って、耕す事はできませんので、基本的には市販の野菜用の培養土を使いましょう。市販の用土(培養土)には元肥も混入されていますので、便利になっています。

市販の培養土はどちらかというと中性になっているのが多いので、(ミズナの土壌酸度はPH5.5〜7.0ですが)酸性土か、アルカリ土かを気にする必要はありません。

培養土は、プラッター容量に合う培養土を買って入れますが、いっぱい入れないでトップから2cm程の余裕を残して土を入れてください。これで準備完成です。

3.種を蒔く作業

ミズナは種からまいてください。秋蒔きは虫が付きにくいので秋蒔きがお薦めです。播種する方法にはスジ播き式か、穴播き式かがあります。

スジ播きでは、幅2cm、深さ1cmの播き溝に種を1cm間隔に播いて、5mm程覆土をして、しっかりと手で押さえ、タップリ水をまきましましょう。

穴まきでは、深さ1cm、直径が2〜3cmほどの穴をつくり、そこに穴の間隔が5cm間隔になるように穴に種を3〜5粒まき、約5mmの覆土をして、タップリ水をまきましょう。

できれば播種する前日にプランターにたっぷり水まきをされるのが良いでしょう。条間は20cmですのでプランターの幅が広ければ2条植えができます。

4.散水(灌水)作業

潅水は、播種直後に水を十分に与えてください。その後20〜30 日は散水管理が必要で、土が乾かないように散水をしましょう。

3〜4日ほどで発芽します。灌水頻度は生育状態に合わせて調整しますが、午前中に散水するようにして夕方には葉が乾いている程度にしましょう。

5.追肥作業

ミズナの場合は元肥だけで十分に成長しないので、追肥は2〜3回必要です。

目安は草丈10cm、2回目は20cmの時に、化成肥料を20リッター容器プランターであれば大さじ2杯(約20g)を目安にミズナの株間か、又は条間に施用されて軽く土と混和(土寄せ作業)されるのがよいでしょう。

但し、その際、根を傷めないようにそっと土と混ぜましょう。また、下記の市販の液肥と組み合わされてよいかと思います。葉に散布すると成長が早まり良いものができます。

液肥の製品として、以下に代表的なものを紹介します。

6.間引き作業

ミズナの場合、1回目の間引きは本葉1〜2枚、2回目は本葉3〜4枚、3回目は本葉5〜6枚の時に、最初は株間2〜3cm程度にし、2回目は5〜6cm、最終15cm以上の間隔にしま1本立にします。

引き抜く時に、残された苗の根元が壊されると、成長が遅くなりますので優しく引き抜いてください。

間引きにはハサミを使う方法もありますが、手で引き抜く場合、そっと根元から引き抜きましょう。その後、軽く土寄せをしておきましょう。勿論、間引いたミズナは間引き菜として食用にしてください。自家栽培は無農薬栽培ができますので、すべて安心して食べられます。

7.収獲

ミズナは夏場30〜40日の短期で、冬場は少し遅く約70〜90日で収獲できます。目安として背丈が20〜30cmになれば収獲してください。

引き抜く時に、残されたミズナの根を傷めますので、隣の株に傷めないよう優しく根元から切引き抜いて収獲しましょう。あるいは根の付け根を刃物で切る方法もあります。但し、切り残しの根は残さないようしてください。

引き抜いた後、残されたミズナに少し土寄せをしておきましょう。

水菜と壬生菜栽培

水菜と壬生菜栽培

8.栽培動画

水菜栽培

出典元:YouTube

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