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コマツナのやさしいプランター栽培

野菜のプランター栽培は、庭先や玄関先で簡単に育てる事ができ、畑で栽培するよりも手間暇もかからない経済的な方法です。ここでは、コマツナのプランター栽培について説明します。

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1.栽培前の準備

野菜づくりの前に、まずは日当たりの良い場所を確保しましょう。次に、プランターで育てやすい野菜の一つとして、ここではコマツナを選びます。特にコマツナは、収穫までは30〜60日程の短期間で収穫できる野菜ですからプランター栽培には簡単かつ優しい野菜です。

プランター大きさとして長方形で野菜型のものを選び、コマツナの場合、深さ15〜20cmのもので12リッターから25リッターの容量のプランターを選びましょう。色々なタイプがホームセンターで販売されています。

コマツナの植える時期は、種播きは、3月上旬から11月末まで、収獲は4月〜翌年1月末までで、播種後1〜2ヶ月に収獲ですから年中栽培が可能です。

発芽適温は15〜35℃で、生育適温は15〜30℃で暑さ寒さに強いが高温は若干弱いが、低温はマイナス3℃でも枯れる事がありません。

コマツナには連作障害がありません。更に容器は水はけのよい穴のあいたものを使い、底に小石か、軽石を敷き詰めましょう。

2.用土(培養土)の準備

畑と違って、耕す事はできませんので、基本的には市販の野菜用の培養土を使いましょう。市販の用土(培養土)には元肥も混入されていますので、便利になっています。市販の培養土はどちらかというと中性になっているのが多いので、酸性土か、アルカリ土かを気にする必要はありません。

培養土は、プラッター容量に合う培養土を買って入れますが、いっぱい入れないでトップから2cm程の余裕を残して土を入れてください。これで準備完成です。

3.種を蒔く作業

コマツナは種からまいてください。秋蒔きは虫が付きにくいので秋蒔きがお薦めです。

まき溝は、深さ5mm、幅が1cmほどのまき溝をつくり、そこに種の間隔が5cm程度の点撒きでもよいですが、あとの間引き、追肥もそれほど、手間がかからないので1〜1.5cm間隔の筋播きでばらまきし、種が見えるか見えない程度の軽い覆土をして軽く手で押さえ、タップリ水をまきましょう。

できれば播種する前日にプランターにたっぷり水まきをされるのが良いでしょう。条間は15〜20cmですのでプランターの幅が広ければ2条植えができます。

4.散水(灌水)作業

潅水は、播種直後に水を十分に与えてください。

その後2〜3日は散水が不要です。但し、発芽までは土が乾かないように散水をしましょう。

5〜7日ほどで発芽します。灌水頻度は生育状態に合わせて調整しますが、晴れた午前中に散水するようにして夕方には葉が乾いている程度にしましょう。

5.追肥作業

コマツナの場合は元肥だけで十分に成長しますので、追肥はほとんど不要です。ただし生育の状況に応じて少し追肥を必要とする場合があります。

その場合、化成肥料を20リッター容器プランターであれば大さじ2杯(約20g)を目安にコマツナの株間か、又は条間に施用されて軽く土と混和(土寄せ作業)されるのがよいでしょう。

但し、その際、根を傷めないようにそっと土と混ぜましょう。コマツナの場合、下記の市販の液肥を葉に散布される方が良質のコマツナが育ちますのでぜひお薦めします。

液肥の製品として、以下に代表的なものを紹介します。

6.間引き作業

コマツナの場合、1回目の間引きは本葉1〜2枚、2回目は本葉2〜3枚、3回目は本葉4〜5枚の時に、最初は株間2〜3cm程度にし、2回目は3〜4cm、最終5cm程の間隔にし1株にする。引き抜く時に、残された苗の根元が壊されると、成長が遅くなりますので優しく引き抜いてください。

間引きにはハサミを使う方法もあります。その後、軽く土寄せをしておきましょう。勿論、間引いたコマツナは間引き菜として食用にしてください。

自家栽培は無農薬栽培ができますので、すべて安心して食べられます。

7.収獲

コマツナは平均的には30〜60日の短期で収獲できますが、一般には夏播きで25~30日、春秋播きで45〜60日、晩秋播きで60〜100日で、それを目安として根の背丈が20〜25cmになれば収獲してください。

引き抜く時に、残されたコマツナの根を傷めますので、隣の株に傷めないよう優しく根元から手で引き抜いて収獲しましょう。

引き抜いた後、残されたコマツナに少し土寄せをしておきましょう。無論、ハサミで収獲されても良いでしょう。コマツナは20cm越えると球に成長が早まり味が落ちますのでそれまでに収獲しましょう。

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