arareさん
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まず、コミュニケーションスキルとは何でしょうか。
初対面でもスムーズに話せる、誰とでも仲良くなれる、そういうイメージですね。
しかし本当のコミュニケーションとは、人と互いに理解し合う事です。
これは私生活でも仕事でもかわりありません。
自分の気持ちをより正しく理解してもらうためには、伝える能力が必要です。
そして同じく、人をより正しく理解するためには、聞く能力が必要です。
コミュニケーション能力に悩む方は、これのどちらかが苦手か、
どちらかのバランスが悪い可能性があります。
例えば、人の話を聞くのは上手だけど、あまり話さない方。
逆に人の話を聞かずに話してばかりいる方。
これはどちらの場合も理解する前に相手が疲れてしまいます。
それではコミュニケーション能力を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか。
①第一印象
コミュニケーションは言葉だけではありません。
身なりや態度なども、相手の気持ちに変化をもたらします。
不愉快な気持ちを起こさせる外見は、まず会話しようとする気持ちが無くなります。
言葉での意思疎通の前に、雰囲気作りが大切です。
②話を聞く
話をリードする自信がまだついていない時は、
相手の話を聞くことに専念しましょう。
ポイントは相手と同じ調子で話すことです。
大きな声であれば自分も普段より大きめの声を出し、
話すテンポがゆっくりであれば、同じスピードに自分も合わせます。
こうすることで、相手が話しやすくなります。
③合いの手を入れる
相手の話を遮らず、心地よい合いの手を入れましょう。
否定の言葉は基本的に使ってはいけません。
「○○と言われて、、」「○○と言われたんですね」と、
自然なオウム返しで相槌をうちましょう。
自分で会話を先取りするのも要注意です。
相手が話しにくくなり、雰囲気を壊す原因にもなります。
⑤話し方
話しながら内容を考えていると、相手に伝わりにくくなってしまいます。
まず結論を出し、要点をまとめてから話し始めましょう。
仕事上では特にそうですが、自分の感情を挟むのはやめておきます。
何が言いたいのか相手がわからなくなるからです。
「どこで」「なにを」「どうしたいのか」といった具体的な内容を的確に相手に伝えましょう。
⑥言語外のスキル
コミュニケーションは言葉だけではありません。
たとえば会話がうまくできなくても、魅力があれば人に好かれ、様々な場に呼んでもらえます。
カラオケが下手でも合いの手のシンバルが上手ければ、集まりに呼ばれます。
コミュニケーションとは、話すだけでなく話しかけられる存在になることも大事なのです。
自分の得意なことをより深め、周りに必要とされることで人間関係を広めていきましょう。