harumaruさん
VIEW
目次
【悲報】高級アイスのレディーボーデン「味が変わった原因は販路」との投稿が話題に 明治→自社販売→ロッテ提携と迷走
レディーボーデンの歴史がこちら
レディーボーデンは1971年、アメリカ合衆国のボーデン社と日本の明治乳業(現:株式会社明治)の共同開発商品として発売された。これは日本における高級アイスクリームの先駆けであった。1970年代には、当時雪印乳業(現:雪印メグミルク)から発売されていた「フレーバーランド」と共に、ホームサイズのアイスクリームのシェアを獲得した。
かつては明治乳業(現・明治)がライセンス生産していたが、1994年からはロッテとライセンス提携し[2]、ロッテ子会社のロッテアイスが製造・販売を行っている。
1980年代までは日本における高級アイスクリームの代表格であった。しかし、ボーデン社は、1990年7月に日本法人ボーデン・ジャパン(本社:東京都渋谷区)を設立し、明治乳業とのライセンス契約を解消した[3][4]。その後いったん日本市場から撤退したことで、一時は「レディーボーデン」の商品が店頭から消えることとなった。なお、明治乳業はその後の1990年9月に、独自ブランドによる高級アイスクリーム「彩 AYA」を発売した[5]。
ボーデン・ジャパンはその後、1991年に独自製品で日本市場へ再参入し[6]、同年8月13日に「レディーボーデン・クラシック」470ml・950ml(各5品種)を発売した[6]。同年11月25日にはハーゲンダッツに対抗し、ミニカップ商品のスーパープレミアムアイス「レディーボーデン・ホームメイド」を発売した[6]。しかし自社展開での営業戦略や、コンビニエンスストアなど小売店との取引条件などで苦戦し、1992年度の売上は低迷した[6]。