harumaruさん
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兵庫県知事選挙 斎藤元彦氏が当選した原因は?
失職の斎藤前知事が2回目の当選果たす
前知事の斎藤氏が、前兵庫県尼崎市長の稲村氏らを抑え、2回目の当選を果たしました。
斎藤氏は47歳。総務省の理事官や大阪府の財政課長などを経て、3年前の知事選挙に自民党と日本維新の会の推薦を受けて立候補し、初当選しました。
その後パワハラの疑いなどで告発された問題で、ことし9月、県議会から不信任を議決され、失職して今回の選挙に臨みました。
選挙戦では県の行財政改革を進めてきた実績を強調し、若者への投資や物価高対策などの継続を訴えました。
またSNSでの発信にも力を入れました。
投票率 前回選挙を上回る
投票率は55.65%で前回・3年前の選挙に比べて14.55ポイント高くなりました。
斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は、新聞各社の情勢報道を翻して斎藤氏が再選しました。序盤と終盤で大きく展開が異なった今回の兵庫県知事選挙は、まさに競馬でいうところの斎藤氏による「大まくり」の選挙となりましたが、なぜ斎藤氏の捲りがここまで綺麗に決まったのか、当選の理由について、最近の選挙の潮流と共に考えていきます。
出典:兵庫県知事選挙、斎藤元彦前知事が「大まくり」で当選した理由は(大濱崎卓真) - エキスパート - Yahoo!ニュース
前回の選挙と異なり、政党や支持母体のない孤立化した斎藤氏の告示前の動きは、「終わった人」との印象をも有権者に抱かせる可能性がある危険な状況ではありました。一方で、政党や団体といった既存組織に対する嫌悪感を持つ若い世代や無党派層からすれば、「既存の政党や政治家の都合で、一人で頑張っているトップを変えようとしているのではないか?」という潜在的な思いにつながったはずです。ここからマグマのように、若い世代や無党派層の斎藤氏に対する関心や好印象が湧き上がってきました。
さらにこの間に第50回衆議院議員総選挙(以下、衆院選)が入ったことで、知事選に関する情報はいったん「お休み」となり、有権者の関心も一時期は衆院選に逸れたことで、冷静にこの問題を考える時間が与えられました。メディアによる斎藤氏バッシングが止まったことで、斎藤氏側は反撃のチャンスが与えられたとも言えます。
出典:兵庫県知事選挙、斎藤元彦前知事が「大まくり」で当選した理由は(大濱崎卓真) - エキスパート - Yahoo!ニュース