【訃報】中村靖日さん急死 51歳 俳優 死因は急性心不全「ゲゲゲの女房」「サラリーマンNEO」など

俳優の中村靖日（なかむら・やすひ）さんが10日に急性心不全のため死去していたことが14日、分かった。同日、所属事務所が公式X（旧ツイッター）を通じて発表した。51歳。

　所属事務所zazousは公式Xを通じ、「関係各所並びにファンの皆様」と書き出すと「弊社所属の中村靖日が2024日7月10日に急性心不全にて急逝致しました」と報告。

　続けて「急な訃報にご親族並びにスタッフ一同、いまだに現実を受け止めることができない状況でございます」とつづった。


　また「ご親族の意向により、通夜並びに葬儀につきましては、近親者のみにて執り行いました。未だにご親族も悲しみの渦中におります、どうかお気持ちに寄り添っていただき、ご弔問等はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。マスコミの皆さまにおかれましても、ご親族にご配慮頂きますよう切にお願いい申し上げます」とし、「中村靖日は、年を重ねても清く透明感がある稀有な存在の役者でした。役者として多くの作品に恵まれましたこと、故人にかわり御礼申し上げます。生前に皆様から賜りました多大なる応援とご厚情に深く感謝し、哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせ申し上げます」と締めくくった。

　中村さんは連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や「ごちそうさん」、さらには「謎解きはディナーのあとで」など話題のテレビドラマ出演。22年放送の連続テレビ小説「舞い上がれ！」でも古川輝海役を演じていた。

出典：俳優の中村靖日さん急死　51歳、急性心不全　所属事務所が発表「いまだ現実を受け止められない」 - ライブドアニュース

略歴・人物

武蔵野美術大学在学中より自主映画制作に関わり、同大学の佐藤信介が初監督を務めた16ミリ映画『寮内厳粛』にスタッフとして参加するとともに、本を読む浪人生役で出演。同作品が1994年のPFFアワードでグランプリを受賞し劇場公開されたことで、劇場映画デビューを果たす。

同大学大学院へ進学し造型研究科デザイン専攻映像コースを修了の後、佐藤信介が脚本を手がけた映画『東京夜曲』（1997年、市川準監督）、映画『ざわざわ下北沢』（2000年、市川準監督）などに出演し、本格的に俳優としての活動を開始。鈴木卓爾・矢口史靖が共同監督を務めた映画『パルコ フィクション』（2002年）や犬童一心監督の映画『ジョゼと虎と魚たち』（2003年）などへの出演を経て、2005年の内田けんじ監督の映画『運命じゃない人』に主演して一躍注目を浴びる。

その後も数々の映画や、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』『ごちそうさん』や『謎解きはディナーのあとで』など話題のテレビドラマへ出演。2007年からはNHKのコントバラエティ番組『サラリーマンNEO』にレギュラー出演した[2]。

身長166cm。血液型はO型。特技・趣味は野球。[注 2]

2024年7月14日、同月10日に急性心不全のため死去したことが所属事務所を通して発表された。51歳没[3]。

出典：中村靖日 - Wikipedia