ringoさん
VIEW
【GFPとは】緑色蛍光タンパク質 発見者のノーベル化学賞 下村脩さん死去
【訃報】下村脩さん死去 90歳 2008年ノーベル化学賞 「緑色蛍光タンパク質(GFP)」の発見。訃報、下村脩など。
緑色蛍光タンパク質(りょくしょくけいこうタンパクしつ、英: green fluorescent protein、GFP)はオワンクラゲがもつ分子量約27 kDaの蛍光性をもつタンパク質である。1960年代に下村脩によってイクオリンとともに発見・分離精製された。下村はこの発見で2008年にノーベル化学賞を受賞した。
GFPの利用例
下村先生はオワンクラゲから分離したGFPというたんぱく質に紫外線を当てると緑色に光ることを発見し、ノーベル化学賞を受賞されました。この発見により細胞の中に光る目印を付け、生きた状態のまま観察するという技術が生まれました
ご冥福をお祈りいたします
GFPはリアルタイム、かつ、その場で(in situ:細胞破壊の必要がない)検出でき、他のタンパク質との融合タンパク質としても機能を発揮する(GFPタグ)ことから、特に細胞内のシグナル伝達などに関与するタンパク質の細胞内局在を明らかにするツールとして、なくてはならぬものとなっている。ただし実験対象のタンパク質の機能に影響を与えるおそれが皆無ではないので、結果の解釈は慎重にすべきである(現在これに代わる低分子の試薬も開発されつつある)。
あなたはこう言うかもしれない。クラゲが持つこの目立たない小さな緑色のタンパク質を誰が関心を持つというのか、と。しかしGFPは科学研究において非常に役に立つものであることが分かった。なぜなら、これによって細胞内で働いているものを直接見ることができるようになったからである。GFPがあるところはいつでも簡単に見つけることができる。ただ紫外線を当ててやればよい。GFPがあれば鮮やかな緑色に輝くだろう。そこでこれを利用した技がある。どこにあるのか見たいものにGFPをくっつけるのである。例えば、GFPをあるウイルスにくっつける。そうすると、ウイルスが宿主の中に広がる様子が、緑色の輝きを追跡することによって観察できる。またあるタンパク質にGFPをくっつけると、そのタンパク質が細胞内をあちこち動くのが顕微鏡を通して観察できる。
出典:042: 緑色蛍光タンパク質 (Green Fluorescent Protein, GFP) - 今月の分子 - PDBj
Roger Y. Tsien 1998 The Green Fluorescent Protein. Annual Reviewof Biochemistry 67 509-544
オワンクラゲから見つかったこのタンパク質は、他のタンパク質に付加して細胞内における所在を追跡するのに役立っている。この発見に対し2008年、ノーベル化学賞が授与された。
What is GFP?
出典元:YouTube
GFP as a Reporter Gene
出典元:YouTube
誰かが擬人化してた
GFP の立体構造#souyakuchan_magic #1embhttps://t.co/2pwj887VJp
— 創薬ちゃん【レイドバトル開催中】 (@souyakuchan) 2018年10月21日
みんなの反応
ぽい!?
GFPのお陰でタンパク質の細胞内局在など生物学の研究が進歩したし功績は計り知れないっぽい…お悔やみ申し上げます
GFP使いまくってました、お世話になりました…
ノーベル化学賞 下村脩さん死去 | NHKニュース
ほんとなんですか...?下村さんが発見されたGFPが、生物学にどれだけ貢献したか...素晴らしい方です。言葉が出ません。 t.co/3mbWVjPeAr
高校時代GFP使って実験してたな… 懐かしい
今の実験と研究室でGFPはお世話になってる
下村脩さん亡くなったのか…
つい先日GFP使って、改めてその凄さを実感したばかり…
ご冥福をお祈りします。