harumaruさん
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【死刑】甲府市夫婦殺人放火事件 当事19歳の被告に死刑求刑 改正少年法により名前が公表されていた
甲府市で2021年10月、夫婦が殺害され自宅が放火された事件で、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた無職遠藤裕喜被告(21)の裁判員裁判の論告求刑公判が11日、甲府地裁(三上潤裁判長)であった。検察側は「非人道的で生命を軽視した」として死刑を求刑した。
遠藤被告は当時19歳で、改正少年法に基づき検察が起訴後に実名を公表した全国初のケースだった。
検察側は論告で、遠藤被告が夫婦の長女に交際を断られたことなどを逆恨みし、長女を傷つけるため家族を殺害しようとしたと指摘。「犯行に計画性が認められ、自分の行為が法に触れると理解していた」として、責任能力があったと主張した。
事件概要
甲府市殺人放火事件(こうふしさつじんほうかじけん)は[1]、2021年(令和3年)10月12日未明に山梨県甲府市蓬沢一丁目で、事件当時19歳の男が民家に侵入して住民を殺傷し、放火した事件(少年犯罪)[2][3]。
事件で死亡した被害者は、男性A1(事件当時55歳)とその妻である女性A2(同50歳)の夫婦2人である[10]。A1・A2夫婦は、犯人である少年E(同19歳)の後輩である長女A3と、A3の妹であり、事件でEに襲撃され負傷した次女A4の両親である。なお現場の住宅には一家とは別の姓の表札がかけられていたが、近隣住民によればこの民家にはかつてA2の両親(表札の姓)が住んでおり、事件の約20年前にA1夫婦がこの家(A2の実家)に引っ越してきたのだという[11]。
山梨県甲府市内の公立高校(定時制高校)に通っていた犯人E・Y(当時19歳)は、同校の後輩であったA3に好意を抱き交際を申し込んだが断られた[12][注 1]。そこでEはA3を逆恨みし、一家全員を殺害しようと企てた[注 2][10]。
被告の名前は?
甲府市の民家で2021年、高校の後輩だった女性の両親を殺害し放火したとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた当時19歳の無職遠藤裕喜被告(21)の裁判員裁判の公判が14日、甲府地裁であった。引き続き被告人質問が行われ、遠藤被告はこれまで黙秘していた理由について「社会に戻るつもりがないから」と語った。