harumaruさん
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【動画】武豊騎手 太ももの筋挫傷の治りが遅くジャパンカップ見送り 負傷時の動画など
10月29日の2歳新馬戦後に右太ももを蹴られ、負傷により休業している武豊騎手は、自身の公式サイトでジャパンカップ（11月26日・東京・G1・芝2400m）の騎乗も見送ることを発表した。
武豊騎手 公式サイトコメント
治療とリハビリを頑張ります
お騒がせしております。
天皇賞当日のケガは、太ももの筋挫傷。レース後の脱鞍作業には常に最大限の注意を払っているつもりでしたから、鋭いキックをまともに受けたのは初めてのことです。
仕事中のアクシデントですから、長いこと騎手をやっていたらこういうこともあります。馬だって初めての競馬を経験して、怖い思いもしてきたのでしょう。彼らは危険を感じたときには走るか蹴るかの二択ですから、これは蹴られたボクが悪い。でも、この程度で済んだのが不幸中の幸いというヤツ。もう少し下に当たっていたら膝が砕けていたかもしれません。今はいい方に考えています。
それでも今週と来週の騎乗は控えることにしました。週末は大井のＪＢＣと、オーストラリアでの騎乗(ザ・ゴールデンイーグル=オオバンブルマイ騎乗)を楽しみにしていましたが、すでにキャンセルさせてもらいました。再来週のマイルＣＳの週には戻ってこれるように、治療とリハビリを頑張ります。
それにしても、イクイノックスは強かったですね。そして、あの凄い時計。驚きましたが、挑戦の気持ちを持って次の対戦を心待ちにしています。
万全で臨めるように準備を進めてまいります
当初は２週間も休めばと思っていた筋挫傷という怪我でしたが、意外なほど回復に時間がかかっています。ただ、「治るときも急」という、同じ怪我の経験者（この業界には少なくありません）の話は頼りになるところで、僕もそんな気配を感じています。
とりあえず、休みをもう一週間延ばして、25日からの競馬には万全で臨めるように準備を進めてまいります。
オオバンブルマイが豪州に遠征した、「ゴールデンイーグル」（１着賞金５２５万豪ドル＝約５億円）優勝はうれしいニュースでした。リハビリ中の藤井勘一郎騎手と、一緒に行く予定を立てていましたが、ボクがケガで行けなくなり、藤井くんには代打のパー騎手に伝言を頼んでいました。出た結果は最高のもので、あの場にいられなかったことだけが、残念ではありました。藤井騎手、グッジョブ！
残念なお知らせです
残念なお知らせです。骨には損傷がない、筋挫傷という診断でしたが、想像以上に治るスピードが遅いため、楽しみにしていたジャパンカップの騎乗を諦める決断をしました。
治るときも急、というこの故障の回復の特徴に望みを抱いていましたが、だからと言って大事な騎乗依頼をギリギリまで引っ張ることで多くの方々にご迷惑をおかけするわけにはまいりません。翌週のチャンピオンズカップの週の騎乗依頼も全てキャンセルさせていただいて、療養に専念します。