ringoさん
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富士山観光バス横転29人死傷事故 元運転手の野口祐太被告に実刑判決 フェード現象が原因
2022年10月、富士山5合目につながる道路で観光バスが横転し、29人が死傷した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている元運転手の判決公判が9月26日午後開かれ、静岡地裁沼津支部は禁錮2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を言い渡されたのは、当時、観光バスを運転していた埼玉県飯能市の男(27)です。判決によりますと、元運転手は2022年10月、静岡県小山町の富士山須走口5合目につながる「ふじあざみライン」を観光バスで下る際、フットブレーキを多用したことでブレーキが利かなくなる「フェード現象」を生じさせた結果、バスを横転させ、女性1人を死亡、28人に重軽傷を負わせました。
出典:27歳元運転手に禁錮2年6か月の実刑判決 フットブレーキ多用で“フェード現象” 富士山観光バス横転29人死傷事故=静岡地裁沼津支部【速報】 - ライブドアニュース
同日、静岡県警は運転手の野口祐太容疑者(26)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)で現行犯逮捕。事故原因は運転手がフットブレーキを多用したことで高熱が発生して効きが悪くなる「フェード現象」が起こっていた可能性が有力視されている。
「フェード現象防止はバス運転手の基本のキ」(観光バス運転手)だというが、文春オンライン編集部には全国のバス関係者から「事故の責任を運転手一人に押しつけるのはおかしい」という声が多数届いている。
事故から2週間経った10月27日、静岡県警は野口容疑者を事故現場に立ち会わせ、当時の状況を捜査した。地元記者によると、野口容疑者は現場で約10秒間頭を下げていたという。
出典:《観光バス横転》「観光バス運転手は彼の夢だった」添乗員が明かす野口容疑者“ひたむきな素顔”と“乗務時間改ざん疑惑”「これって絶対やばいですよね、と…」 | 文春オンライン
10月13日、富士山五合目須走口からのカーブの続く下り坂。10トンを優に越える大型観光バスを運転手が制御しきれなくなり、左右に揺れる「ダッチロール」状態になった。「ブレーキが効かない!」運転手が声を張…
静岡県駿東郡小山町須走で10月13日に発生した事故の情報を現地の画像や動画などのツイートも含めまとめました。事故、静岡県など。