harumaruさん
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慶応が2点を追う9回無死一塁で大きなプレーが生まれた。二ゴロで「4―6―3」と渡り併殺崩れで一死一塁と思われたが、二塁塁審は「セーフ!」。横浜の遊撃手・緒方漣(3年)がベースを空過していたという判定だった。まさかの無死一、二塁。横浜は伝令を通じ2度も確認を求めたが実らず。慶応が1死二、三塁と走者を進め、打席に立った3番・渡辺千が左翼席への逆転3ランを放った。
慶応が2点を追う9回無死一塁で横浜の遊撃手がベースを空過していたという判定
慶応が2点を追う9回無死一塁で大きなプレーが生まれた。二ゴロで「4―6―3」と渡り併殺崩れで一死一塁と思われたが、二塁塁審は「セーフ!」。横浜の遊撃手・緒方漣(3年)がベースを空過していたという判定だった。まさかの無死一、二塁。横浜は伝令を通じ2度も確認を求めたが実らず。慶応が1死二、三塁と走者を進め、打席に立った3番・渡辺千が左翼席への逆転3ランを放った。
出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/07/26/kiji/20230726s00001002763000c.html
審判員は目だけでなく音も重要な判定材料とする。併殺の際、二塁ベースカバーに入る内野手はベースをキックするように触塁し送球動作に移る。審判員が目だけで内野手の足とベースとの接地面を確認するのは困難。そのため足でベースをかすめた「チッ」という音を頼りにジャッジする。11年から6年間、NPB審判員を務めた記者も、何度もその音が判断材料となった。
当該の二ゴロの瞬間、球場は大きな歓声と悲鳴が入り交じった。通常の高校野球ではありえない大音量が「アウトの音」を消したかもしれない。だとしたら、審判員は自らの目だけを信じるしかない。二塁審判員が一番近くで「見た」判定は、セーフだった。
出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/07/26/kiji/20230726s00001002763000c.html