【悲報】大阪府と奈良県間の金剛山 登山者がトイレのヒーターで服乾かす トイレが廃止された山も

３月下旬、大阪府山岳連盟が大阪・奈良の府県境の金剛山（１１２５メートル）で行った「清掃登山」に参加し、現状を探った。

出典：「山のトイレ」はマナー違反横行　問われる登山者のモラル - ライブドアニュース

山頂付近を歩くとトイレがあった。実は利用マナーが問題となっている。

このトイレは、山頂にある葛木（かつらぎ）神社の土地に奈良県が設置。維持管理は同神社と崇敬団体「金剛練成会」、売店が担う。タンクにたまった屎尿（しにょう）の運搬など毎年百数十万円の管理費も負担している。

同神社などによると、水の凍結を防ぐヒーターの設定温度を利用者が勝手に変更し故障につながったり、電気代が余分にかかったりする事例が出ている。同連盟などによると、一部の登山者がぬれた衣服を乾かすために設定温度を変更するなど、本来想定されていない使い方を行っているとみられるという。

出典：「山のトイレ」はマナー違反横行　問われる登山者のモラル - ライブドアニュース

トイレのマナーは他地域でも問題となっている。兵庫県内のあるハイキングコース近くにある寺は、約１５年前に新しいトイレを設置。

出典：「山のトイレ」はマナー違反横行　問われる登山者のモラル - ライブドアニュース

ところが期待は裏切られる。トイレを汚してもそのまま。トイレットペーパーが持ち去られたり、便器の水を流すボタンを壊したりして水が流れ続けたこともあったという。再三、注意喚起してきたが、人手も限られることから昨年秋に閉鎖を決めた。

出典：「山のトイレ」はマナー違反横行　問われる登山者のモラル - ライブドアニュース