harumaruさん
VIEW
カナダ在住中に経験した乳がん治療とコロナ感染についてのノンフィクション『くもをさがす』が刊行される
『くもをさがす』(河出書房新社)は、作家の西加奈子さんが、カナダのバンクーバーで暮らしていた2021年8月に乳がんと宣告されてから、日常に戻るまでの8カ月間を書いたノンフィクションだ。
ああ、自分は一人では何も出来ないなぁ。弱いなぁ。日々、そう思った。そしてそれは、恥ずかしいことでも忌むべきことでもないのだった。ただの事実だった。(『くもをさがす』より)
新型コロナウイルス感染症拡大まっただ中の2021年8月、西さんは家族で滞在していたカナダで浸潤性乳管がんを宣告された。宣告されたときの気持ちはただ、「がんか、という感じだった」と西さんは極めて冷静に振り返る。
「整体で施術してもらっているときに電話がかかってきて、その電話口で言われたのですが、なんとなく覚悟していたのもあって、やっぱりな、そっか、そっかという感じでした。もちろんショックだったのですが、その時点ではまだ抗がん剤が必要ながんだとは思っていなかったんです。知り合いでステージ0で手術で取って終わりだったというような話を聞いたことがあったので、私も取って終わりだろうと考えていて楽観的でした」
9月、がんセンターの担当医から、トリプルネガティブ乳がんで、ホルモン治療が効かないため抗がん剤で徹底的に治療することが大切だと告げられたのだ。
「トリプルネガティブという言葉と、5月時点では1cmだと言われていた胸のしこりが4カ月でほぼ3倍の2.9cmになっていると聞いて一気に怖くなりました。そのとき初めてもうダメかもしれないという考えが浮かび、がんセンターの担当医に会った日の夜がいちばん怖かった。ただ、その時はまだ泣くことはありませんでした。泣く暇はなかった。トリプルネガティブなのか、そっかと受け止める自分と、やはりまさか私がという自分が乖離している感じでした」
15回目の抗がん剤治療を終え、全16回投与の残り1回を残すだけだった2022年の1月、西さんは新型コロナウイルス感染症に罹患した。
視聴者の声
英語が関西弁に聞こえる😚
ミールトレインというシステム😳
出産後や闘病中の家族がいる家庭など助けが必要な家庭に無償でお食事を持っていくボランティア!?
#あさイチ https://t.co/lBGfoG5CvN
私も西さんと一緒~。トリプルネガティブ。初めて聞いた時ネガティブってなんか嫌なイメージ…ってドキドキしたけど、抗がん剤治療はできますからねって言われてなんかホッとした記憶があるな。 #あさイチ
西加奈子さん、
トリプルネガティブの乳がんだったんだ。
#あさいち
最近知人が乳がんになったと聞いたばかりなので、
西さんの話食い入るように聞いてしまう。
西さんもセルフチェックだったんだね。
私もそうだったなぁ。みんな、乳がんのセルフチェックしてね。月1でいい。毎日やると違いがわからないので
久しぶりに西さんの話聞けて嬉しい。
喋りも聴けたらもっと嬉しいな
カナダで乳がんになった西加奈子さんが見つけた、「本当に自分を愛する」ということ。
t.co/1Bio7QAnwp
あさイチの西加奈子さんの話聞いていたら大人になってからの友達っていいもんだなと思った。私はめんどくさいから新しい友達はもういいかな、って思いがあったからとても羨ましい。
自分の身体のボスは自分
じゃかましい!知らん!
がんサバイバーだったとは知らんかった…
明るいとこも弱いとこも自分に素直でフラットな西加奈子さんやっぱりステキやなぁ
#あさイチ