分、厘、毛、糸…小さな数の数え方

私達が小さな数を数える時は、たいてい少数を使いますが、日本語の呼び方もあります。

一　分　厘　毛　糸　忽　微　繊　沙　塵　挨　渺　漠　模糊　逡巡　須臾　瞬息　弾指　刹那六徳　虚　空　清　浄　

いち　ぶ　りん　もう　こつ　び　せん　ゃ　じん　あい　びょう　ばく　もこ　しゅんじゅん しゅゆ　しゅんそく　だんし　せつな　りっとく　きょ　くう　せい　じょう　

1　一（いち）
10分の1　分（ぶ）
100分の1　厘（りん）
1000分の1　毛（もう）
10000分の1　糸（し）
10の5乗分の1　忽（こつ）
10の6乗分の1　微（び）
10の7乗分の1　繊（せん）
10の8乗分の1　沙（しゃ）
10の9乗分の1　塵（じん）
10の10乗分の1　埃（あい）
10の11乗分の1　渺（びょう）
10の12乗分の1　漠（ばく）
10の13乗分の1　模糊（もこ）
10の14乗分の1　逡巡（しゅんじゅん）
10の15乗分の1　須臾（しゅゆ）
10の16乗分の1　瞬息（しゅんそく）
10の17乗分の1　弾指（だんし）
10の18乗分の1　刹那（せつな）
10の19乗分の1　六徳（りっとく）
10の20乗分の1　虚（きょ）
10の21乗分の1　空（くう）
10の22乗分の1　清（せい）
10の23乗分の1　浄（じょう）

さて、何故私達がいつも使っている「割」が抜けているのでしょう？
それは、この表は実際の数字を表す場合で、割合を表すときには最初に「割（１０分の１」が入り、後がいつずつ繰り下がるとのことです。