ringoさん
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【レア】「安倍元首相 撃たれ死亡」大手五紙全部が同じ見出し めちゃくちゃ珍しいと話題に
各紙のコラムは、朝日の「天声人語」は血盟団による井上準之助暗殺を、毎日の「余録」は安田善次郎や原敬首相、浅沼稲次郎や伊藤長崎市長の事件に言及。産経の「産経抄」は原敬や濱口雄幸に加えて五一五事件、リンカーンやケネディ、サラエボ事件にも触れている。
一方で過去の暗殺やテロに触れなかったコラムもあって、読売の「編集手帖」は新興俳句の上田五千石の俳句を引用し、日経の「春秋」は元朝の儒学者・張養浩の格言に触れていた。あえて触れないあたりも含めて、論説委員らの教養や政治観を示してきてる気もする。
産経抄は論説委員の動揺が迸り、やもすれば筆が暴走してるのではないかとハラハラするばかりの、新聞コラムらしからぬ一人称的な筆致が印象的。 https://t.co/l2IOM09q6k
社会の安全について言及してるのは春秋だけかな。「えたいの知れない空気がじわじわ身体中にまとわりつくような、不快な思いが拭えない」という意見は、まさに自分も思うところ https://t.co/2ESiy2fiNi
あ、ちなみに春秋は、07年の長崎市長射殺事件に関する阿部首相(一期)のコメントを引用してたので、過去のテロに言及してないのは編集手帖のみか
個人的に最も教養の香りを強く感じたのはやはり編集手帖で、文章も平易に感じて、大衆向け新聞に潜む文人の薫りがした。 https://t.co/G0ILhuCGem
朝日と日経は倒れてるシーンの写真は一面では使わず、特に朝日は社会面でも使ってない。夕刊でもう載せたからということと、ある種の読者向け配慮か。 https://t.co/Pi7YC3aIQK
底力を感じたのは朝日がオピニオン面丸々使った、御厨貴の緊急インタビュー。一体どんなウルトラCかまして、あの短い時間で本人捕まえてインタビューやって文字化したんだ… https://t.co/4iekIH59vX
事件を端的に切り取っていて唸らされた紙面は読売の社会面。「背後に迫り」という見出しの言葉と、写真が見事に一致している。 https://t.co/y5J79QAL8A
各社の経済界反応、特に朝日・毎日・産経が目立つ作りで、逆に経済紙の日経は産業界反応や金融・財界の反応が別ページだったのもあるけど、主要紙面がほぼ経済絡みに近いから、「経済界」で括るのが難しいのかと。 https://t.co/4CySwAZRE0
毎日によると経済同友会が軽井沢で夏季セミナーをやっていたらしく、同行してた記者が桜田代表幹事らのコメント聞いたんだなと。あと流石に日経は他社に載ってない企業のトップも多いな、特に電子版
「卓越したリーダー」産業界からも悼む声 安倍氏死去:日本経済新聞
t.co/EV9I5qEleN
ツイート空けてたらやりっ放しみたいになってたが、現代的なメディア環境が完成された戦後にあって、首相経験者が公衆の面前で銃殺される異常な事態を目撃した初の事例として、今日の新聞各紙は保存に値すると思って買った次第です。ご興味持った方は近くの販売店やコンビニで買って読んでみてください