harumaruさん
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知床観光船事故 運航会社社長の桂田精一氏は株式会社武蔵野にコンサルタントを依頼していた
2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。
宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。
いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。
運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。
知床観光船が売り出されたとき、私は、
「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」
と指導した。
世界遺産のなかにあるホテルが売り出されたときも、
「買いなさい。自然に溶け込む外壁にしなさい」
と指示した。
すると、赤字の会社があっというまに黒字に変わった。
ただ、ところどころでもったいないところがあった。
当時の旅館の名前「国民宿舎桂田」も無味乾燥で、お客様がラブストーリーを感じない。
「夕映えの宿」と知床らしい名前に変えるべきとアドバイスした。
出典:なぜ、世界遺産知床の「赤字旅館」は あっというまに黒字になったのか?(2018年4月1日)|BIGLOBEニュース
【解説】知床・観光船不明 社内体制が“影響”か
以前、行方不明となっている観光船「KAZU I」の船長だった男性によると、去年春、運航会社「知床遊覧船」の従業員がほぼ全員入れ替わったということで、社内体制に不安を感じていたといいます。
▼もっと詳しく
https://t.co/3WWTx3hUAJ https://t.co/AxpplLqqAI
コンサルタント会社『株式会社武蔵野』に批判が飛び火
今話題の小山昇が代表取締役やってる株式会社武蔵野、事ある毎に上司と飲み会行かせようとして個人的には地獄みたいな会社やなって。
https://t.co/Bdnf1EsGqK https://t.co/NRVsmaG7bu
知床事故起こした会社のコンサルで話題になってる株式会社武蔵野ね…昔働いてた会社の社長が小山昇に心酔してコンサル入ってから会社がおかしくなった
素手でトイレ掃除したり、スーパーハッピーとか絶叫して朝礼したり、環境整備という床這いつくばってホコリ1つ残らず掃除したり 続
名刺交換研修とやらで合格貰うには号泣するとか笑っちゃう位のブラックになって辞めたわ
@kawazi72 私も以前働いていた会社が武蔵野のコンサル受けてました。
・昼間はお客さまのところに行って仕事するからと朝8時から会議
・お客さまのところに行くのだから社内は机だけでイスは不要
↑上記2点を武蔵野でやっていたのを取り入れて見事腰悪くしました
@kawazi72 以前勤務していた会社で、この会社の経営セミナーに参加していた社長や幹部、社員のほとんどが洗脳されていて、私は中途採用だったので、洗脳されずに済みましたが、やばかったですね。
@kawazi72 新卒研修も酷いらしく、挨拶で絶叫したり、タワシを売るためにノルマを課されたり、研修が終わった後は皆泣いていたらしいです。それを聞いて血の気が引きましたね…
有限会社しれとこ村にコンサル入ってた「株式会社武蔵野」ねぇ...。
わたし新卒当時この会社の合同研修行ったことあるけど、素手でトイレ掃除させられてホント最悪だった...
一般のトイレ利用者が来たら一度掃除を中断するんだけど、去ったら直ぐに再開。
↓続く
排泄物が付着してようが、お構い無しに掃除させられる。
「素手で掃除することで環境整備を社員に根付かせる」ことが大目的なのかもしれないけど、もうちょい衛生観念に則った研修にして欲しかったよね...
参加者の中に皮膚病持ってた方(恐らくアトピー性皮膚炎)がいて、流石に武蔵野側から手袋支給されてたけど、それでも痒そうにしてて見ててすんごいキツかった....
小山昇氏が語る「株式会社武蔵野」の歴史
幹部の16人中5人は、元暴走族でした。
「多摩地区全域をシメていたスケバン」も、「世代を超えた伝説の特攻隊長」として名を馳せた強者もいた。
アロハシャツにバミューダパンツで出社し、営業車に乗ってサーフィンに出かける社員もいました。
また、あろうことか、営業社員の20%は、社内でなんらかの不正に関わっていました。
ライバル会社の営業車を見つければ、いたずらをする。
前後左右をわが社の車で取り囲んで動けなくする。
ライバル会社の営業マンを見つければ、尾行する。
武蔵野の縄張りに近づいてきたら、
「こちら側に一歩でも入ってきたら、どうなっても知らない。けれど、今すぐ引き返せば、何もしない」
と脅しをかける。
ライバル会社のオフィスに、「野球」をやりにいった社員もいます。
敵陣に押しかけて、「みなさんと一緒に、野球をやりにきただけですから」と言いながら、バットを振り回す。
そして、「これからは、1000円のマットを500円で扱わないでね。よろしく!」と宣戦布告する。
かつてわが社は、ライバル会社からも「武蔵野以上にブラックな会社はない」「株式会社ブラック企業」と揶揄されていました。
ところが現在では、「超ホワイト企業」に生まれ変わっています。
トイレ手洗いで有名になったホッピービバレッジ株式会社社長も小山昇氏に傾倒
ミーナさんの経営の師匠であり
株式会社「武蔵野」の社長である小山昇さん。
実は新しいもの好きで、どん欲に最新アイテムを取り入れているそうです。
そんな小山社長が最近使いこなしているのが“iphone”
小山社長曰く「メールを見るのがラク!」とのことで
覚えるために専門の家庭教師を雇ったのだとか!
現在は“ツイッター”に興味があるものの
ハマってしまうと仕事に支障がでるので
ハマらないように気をつけているそうです。
小山社長「変化についていかないと明日がない」と語っていました。
出典:看板娘ホッピー・ミーナのHOPPY HAPPY BAR | 毎週月~金曜日21:57~22:00 他 | ラジオFM93+AM1242 ニッポン放送
とにかくがむしゃらに挑戦して、ネット戦略でも広報でも営業でも一定の成果を出してきた。一方で失敗もあり、経営者として師匠を求めていた矢先「この人は」と思える人物 ※と出会い、「経営の高速道路」に乗った気分だったという。
※ …小山昇。株式会社武蔵野 代表取締役社長。全国の経営者からなる「経営研究会」を主催。
出典:第四十三回 石渡美奈-後編-経営者と社員が思いを共有してこそ「歴史あるベンチャー」は次の夢を見る|平成の世にサムライを探して|日立ソリューションズ
内情を知る人がサポート会員になっている他の企業について説明
もうすでに見ている方も多いでしょうが、小山と桂田の関係は、ダイヤモンドオンラインの小山昇が書いた書籍『数字は人格』の宣伝記事で、小山自らが桂田の経営を指導して黒字転換させたと述べていたことから明らかになっています。
t.co/Kq91qA2bVz
#知床遊覧船 #浸水事故 #桂田精一 #小山昇
上記ツイートの記事内では
【いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。
運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。】
とありますが、この(続く
「はい」か「YES」か「喜んで」、というフレーズは小山が好んで使うもので、小山のコンサルタントを受けている中小企業の社長は、小山に指導されたことは断れないという師弟関係を良く表したものです。
小山の経営する株式会社武蔵野は、本業はダスキンの東京西部地域の代理店に過ぎないのですが、
2000年に「日本経営品質賞」という公益財団法人 日本生産性本部という組織が制定している賞を受賞したことを契機に、中小企業のコンサルティング業を並行して始めました。これは、「経営サポート事業」という名称で、一般的な有期契約によるコンサルティングではなく、武蔵野の会員として毎月の
会費を払い、社長や従業員がセミナー会場へ出向いて他の会員企業と一緒にセミナーを受けるという形式になっています。
入会金は10万円で月会費が25,000円ですが、登録するだけだと具体的にコンサルティングをしてもらえる訳ではなく、セミナーに参加できるようになるのと、 DVD等が送られてくる等の
特典が付くだけでしかありません。
では何をするのかというと、前述のように年に何回か開催されるセミナーに参加することがメインとなります。
このセミナーは、実践経営塾、実践幹部塾、実践社員塾等といった名前で、経営者や幹部社員、平社員等それぞれ別で20万〜100万円程度までの高額なものです。
ここで小山の手口が上手い点は、コンサルタント会員になった社長だけがセミナーに参加することを禁じている点です。
セミナーマニアで社長だけがセミナーに参加していると、そういう社長ばかりでは会員企業の従業員がセミナーに参加せずに売り上げが下がってしまうので、見せしめのために会員を
クビにされてしまいます。
同じくダイヤモンドオンラインで、セミナーマニア社長をクビにして2100万円を返金した話を載せています。
2100万円は大金とはいえ、武蔵野のコンサルタント事業での売り上げは年に40億円くらいあるはずなので大した金額では無いでしょう。
t.co/jITTrkbJPA
これが、前述の「はい」か「YES」か「喜んで」という会員社長の従順な対応が生まれる要因の一つとなります。
基本的に、武蔵野のコンサルタント会員(正式には武蔵野サポートパートナー会員という長〜い名称、以下サポート会員とする)になるような企業は、儲かっていないから藁をも掴む気持ちで
小山の講演を聞いたり本を読んだりラジオを聴いたりYouTubeを見たりしてサポート会員になってしまいます。
小山昇のセミナーを受けることが最後の砦で、精神安定につながってるような業績が悪い会社が多いわけです。
となると、「絶対に会員をクビになりたくない!」という気持ちから小山の指導を
「はい」か「YES」か「喜んで」で受け入れてしまいます。何しろ、反抗したらクビになってしまうかもしれませんから。
無茶な小山の要求を鵜呑みにしたサポート会員社長の事例は、小山昇の書籍にも多く載っています。例えば、ダイヤモンド社の「お金は愛」には、会員社長が集まって海外へ行く
家に帰って奥さんにバッグ(と3万円w)を渡すと、奥さんは「また行ってきたらいいよ」と言ったそうです。
株式会社愛媛総合センターの丹後博文社長は「現金がこんなにも威力を発揮するのかと、小山さんのすごさを実感しました。」(「お金は愛」P213)と感心しています。
(そんなに感心することかは疑問w)
他にも同じ「お金は愛」の冒頭P5では、サポート会員の株式会社ミウの宮下徹社長が「キャッシュが無くて経営が苦しいのに新幹線のグランクラス(ファーストクラス)に乗っていた」と同じくサポート会員の株式会社小田島組の小田島直樹社長から小山昇に密告され、他の社長仲間からも「レクサスに乗ってる」
「事務所が大きい」等と無駄なお金を使っていると密告された話が載っています。そこで小山昇は「宮下さんはレクサスを今日中に売って、事務所もすぐに安いところに引っ越すこと。車は株式会社松尾モータースの松尾章弘社長、事務所はアドレス株式会社の高尾昇社長の責任で対応してください」と指導した
ということです。
そして、車屋の松尾社長がレクサスをその日に引き取り、不動産屋の高尾社長は30万円の家賃の事務所を見つけてきて、110万円の家賃の事務所から移らせたそうです。
というように、普通は従わないような指導でも従ってしまうのがサポート会員企業の社長達のメンタリティと言えます。
今回の沈没事件では、桂田精一代表が小山昇の指導で従業員のクビを切った訳では無いのでは?というような推測をする方もいますが、前述の通り小山の指導を従順に受け入れるサポート会員社長であれば、逐一小山にお伺いを立てているはずで、小山昇が関わっていた可能性も高いことと思われます。