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飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意しない親…清掃に30分以上、店主の本音「出禁にしたい」→「普通に考えて出禁にしろよ」

飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意しない親…清掃に30分以上、店主の本音「出禁にしたい」→「普通に考えて出禁にしろよ」

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飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意しない親…清掃に30分以上、店主の本音「出禁にしたい」→「普通に考えて出禁にしろよ」

「常連客を出禁にしたい」

ある飲食店の経営者から、弁護士ドットコムにそんな相談が寄せられました。その飲食店に訪れる親子連れの常連客が、「ありえないほど席を汚していく」といいます。

経営者によると、子どもたちは乳児から小学生まで4人で、奇声を上げたり、食べ物で遊んだりするそうです。料理の入った器を投げることもあり、テーブルだけでなく床や壁も汚れるとのことです。清掃には30分以上かかるといいます。

しかし、両親は軽く口で注意はするものの、スマホをいじっていることが多く「片付けも一切しないそうです。「子どもだから仕方ないと今まで目をつむってきましたが、限界です」と経営者は困り果てた様子です。

経営者は常連客だけに穏便に、入店を断りたいと考えているそうです。こうした迷惑客のトラブル、どう対応したらよいのでしょうか。西村裕一弁護士に聞きました。

●「出禁」は経営者に許されている権利

――店の経営者は迷惑客を「出禁」にすることは可能なのでしょうか。

経営者には、自分のお店でどのようなお客様にサービスを提供するのかを選択する権利があります。

これは、民法の基本的なルールである「契約自由の原則」からきています。

具体的には、誰と契約をするのか、その逆で誰と契約しないのかを自由に決めることができるというものです。

そのため、迷惑客について、以後「サービスの提供をしない=契約しない」と伝えることは可能です。これがいわゆる「出禁」に該当するでしょう。

また、経営者には、飲食店内の管理権があります。店内の雰囲気、秩序を維持する必要から、問題のある客に退店を求めることも可能です。

飲食店ではありませんが、ホテルなどについては旅館業法が改正され、2023年12月13日からカスハラがあった迷惑客の宿泊を拒否することができることが定められています。

出典:飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意しない親…清掃に30分以上、店主の本音「出禁にしたい」(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

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