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【悲報】400年の歴史を持つ文化財の『残念石』と呼ばれる巨石 大阪万博でトイレの柱に「卑しさしか感じない」「万博は大きな黒歴史になるだろう」など批判の声
江戸幕府が大坂城を再建する際の石垣用に切り出されながら、使われなかった「残念石」と呼ばれる巨石が、2025年大阪・関西万博の会場のトイレの柱として活用されることになった。関西の若手建築家3人が企画し、石を管理する京都府木津川市の協力を取り付けた。3人は万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にちなみ、「石に『いのち』を吹き込みたい」と意気込んでいる。(大槻浩之)
計画を進めるのは、滋賀や奈良で建築設計事務所を営む小林広美さん(31)、大野宏さん(31)、竹村優里佳さん(32)の3人だ。小林さんと大野さんは滋賀県立大、竹村さんは立命館大で建築を学び、作品のコンペに一緒に参加した縁で知り合った。
42歳以下の若手建築家を対象に、万博会場の休憩所やトイレなど小規模施設20か所の設計委託者を選ぶ日本国際博覧会協会の公募に応募し、22年8月、協会から会場南西のトイレの設計を委託された。建設費は約6300万円。
3人は、材料を調べていた時に近畿や中四国に点在する残念石のことを知った。小林さんは「歴史のある石で、素材として面白いと感じた」と話す。協力してくれる自治体を探したところ、木津川市の了承を得た。
活用するのは、同市の木津川支流・赤田川の河原にある4個の花崗岩(長辺2・8~3・2メートル、重さ7・5~13トン)。石を割るために開けられた「矢穴」がくっきりと残る。
【読売新聞】 江戸幕府が大坂城を再建する際の石垣用に切り出されながら、使われなかった「残念石」と呼ばれる巨石が、2025年大阪・関西万博の会場のトイレの柱として活用されることになった。関西の若手建築家3人が企画し、石を管理する京都府