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【賞賛】イオンで女性倒れる 「中学正門のAED使える...」中1男子5人が迅速に対応 「すごい行動力!!」「AEDについての教育がきちんと成されている証拠」
さいたま市北区の市立日進中学校1年生の男子生徒たちが今月3日、同校近くにあるイオン大宮店で来店客の40歳代女性が倒れた際、救急車を呼んだり、同校正門に設置された自動体外式除細動器(AED)を現場に持ち込んだりと、救命のために迅速な対応を取っていたことがわかった。
市健康教育課などによると、女性は同日、幼い娘を連れて来店していたが、午後1時半頃に駐輪場で倒れた。近くにいた同校の1年生5人がこれに気づいて119番。AEDも探したがすぐには見つからず、思い出したのが10月下旬に設置された学校のものだった。この日は日曜だったが、正門にあるAEDは使える。生徒たちは約250メートル離れた同校まで走り、AEDを抱えて駐輪場に戻った。
現場では同店従業員らも協力し、女性の体に電極パッドを装着。医学的知識がなくても使えるよう、AEDには電気ショックが必要かどうかを測定・解析する機能があり、今回は不要と判定された。女性は救急車で搬送され、一命を取り留めたという。
結果的にAEDの通電はなかったものの、救命が必要な場面では積極使用が推奨されている。同校の小熊誠校長は取材に「ためらわずに持ち出してくれた」と生徒の対応をほめた。
今回のようなケースを想定し、さいたま市は市内全中学校の校門にAEDの設置を進めており、日進中が第1号だった。同校では生徒にも校内放送や学校だよりで設置を周知していた。
さいたま市北区の市立日進中学校1年生の男子生徒たちが今月3日、同校近くにあるイオン大宮店で来店客の40歳代女性が倒れた際、救急車を呼んだり、同校正門に設置された自動体外式除細動器(AED)を現場に持