hayateさん
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【朗報】大阪・ミナミで放置自転車の「リアルタイム撤去」が開始 放置自転車を見つけたら即撤去
大阪・ミナミでの放置自転車の試験的な対策として、大阪市は11月から「リアルタイム撤去」を始めた。
見つけ次第、警告→即撤去するものだ。
11月13日午前10時ごろ。中央区西心斎橋で、「条例に基づいて放置自転車等の撤去作業を行います」というアナウンスが流れた。
市職員が歩道で見つけた放置自転車に赤い札を貼っていった。それと同時にガードレールとつないだチェーンを切るなどし、次々とトラックへと運ぶ。
作業中に持ち主が戻ってくると、「ここは禁止エリアだから駐輪場を使って」と一言かけて返却。約10分で、トラックの荷台は自転車15台、電動キックボード1台で満杯になった。
市によると、昨年度の市全体の撤去台数約8万9千台のうち、ミナミ地区周辺は約1万1千台を占めていた。今回のリアルタイム撤去の対象は、大阪メトロなんば駅や南海難波駅、アメリカ村、心斎橋筋商店街などを含む区域。こうした撤去のやり方は東京都や京都市では一般的だが、大阪市内では初めてという。
市は従来、駅前などを放置禁止区域にし、警告札を貼って一定の時間が経った後に撤去している。担当者は「撤去が目的ではない。啓発の意味もあって、撤去まで猶予を設けている」と説明する。ただ、これだと短時間の放置に対しては効果が疑問視されていた。また、ミナミの商店街からは「歩行者の安全のために即時撤去できないか」という声が根強くあったという。
大阪・ミナミでの放置自転車の試験的な対策として、大阪市は11月から「リアルタイム撤去」を始めた。見つけ次第、警告→即撤去するものだ。【画像】「即撤去」を試験的に行うエリアの地図11月13日午前10時ごろ。