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【秋田】クマ狩猟の上限引き上げ 200頭に倍増 「災害級のクマ被害が発生」→ネット民「もう一度引き上げられそう」「見つけ次第殺せ」
クマによる被害が急増するなか、専門家による秋田県野生鳥獣保護管理対策検討委員会は24日、今季の狩猟上限を現行の100頭から増やし、200頭まで認めることを決めた。
これを受けて県は、県猟友会などに要請していた狩猟の自粛を解除し、25日から狩猟を再開する。
人身被害や食害が収まらない現状を踏まえ、県は当初、今年度の猟期(11月1日~来年2月15日)の狩猟上限を、例年より引き上げて100頭に設定した。だが想定を上回るペースで狩猟が進んだため、一転して自粛を求めていた。
検討委の星崎和彦会長=秋田県立大教授(ツキノワグマ管理)=によると、会議では「災害級のクマ被害が発生しており、特別な年だ」として、狩猟上限の引き上げを容認する意見が多かったという。
一方で、個体数維持の重要性も強調。有害駆除などを含めた今年度の捕獲枠1582頭はすでに超え、23日時点で2138頭に達している。星崎会長は「冬が近づき冬眠するクマも多くなるから、狩猟数が200頭までは増えないのではないか」とみている。
その上で、科学的データに基づく対策を実施するためにも、「基本となる生息数把握の精度をもっと高めていかなければならない」と指摘した。
県の自粛要請に反発していた県猟友会の佐藤寿男会長は「狩猟枠拡大は妥当な結論だ。新たな方針が決まったので、猟友会としても協力していきたい」と話した。
クマによる被害が急増するなか、専門家による秋田県野生鳥獣保護管理対策検討委員会は24日、今季の狩猟上限を現行の100頭から増やし、200頭まで認めることを決めた。これを受けて県は、県猟友会などに要請していた