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「給食時間が15分」広島市の中学校の給食時間が問題に「フードロスが増える訳だ!」「給食は飲み物ではありません···」

広島市の中学校では給食時間が15分と短く問題視されている。生徒の28%が「時間がない」と理由で給食を全部食べないことがわかった。給食時間は20分未満になることもあるため、食べ残しの生徒も存在する。

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「給食時間が15分」広島市の中学校の給食時間が問題に「フードロスが増える訳だ!」「給食は飲み物ではありません···」

全部食べない理由「時間がない」が28%
 女性の娘が通う同区の中学校を訪ねた。校長によると、給食の時間は全体で35分間ある。ただし、生徒が食缶や器を教室に運んで盛り付けるのに15分かかる想定で、食事時間は20分だ。準備が長引けば、食べる時間は20分未満になる日もあるという。

 記者が訪ねた今月上旬、給食終了のチャイムまでに食べ終えていない生徒は各教室に1、2人いた。続く休憩時間(15分)にも食べられるが、午後の授業開始までに食缶や器を返す必要があり、余裕はない。

 この学校の給食時間が極端に短いわけではないようだ。広島市教委の手引きによると、準備や片付けを除く標準的な「食事時間」は中学校で20分。これを参考に各校が決めており、15分に設定している学校もある。

 健康教育課の村上早苗課長は、標準を20分にした理由を「大半の生徒が食べ終え、早く食べた生徒が片付けまで待てる時間」と説明する。学校側には「時間のかかる生徒が安心して食べられるような声かけなど、配慮も大切だ」と付け加える。

 広島県内のいくつかの市に尋ねても、広島市とほぼ同じ時間だった。一方でこんな調査結果も。三原市教委による2021年度のアンケートで、給食を「全部食べている」としなかった中学生は47・3%に上った。複数回答で理由を尋ねると「食べる時間がない」が28・2%。時間が足りないと感じている生徒は確かに一定にいるようだ。

出典:給食時間、短くない? わずか15分の学校も ただ部活動時間や昼休憩削り、さらに教員の働き方も絡んで延長難しい現実(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

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