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「死ぬまで働きます」70代男性カフェで時給890円の低賃金 バイト掛け持ちでも笑顔 「どの道、身体壊したら終わり」

日本では高齢者の雇用が問題となっており、70代の男性が低賃金でバイトを掛け持ちしている様子が報じられています。高齢者の働く必要性や社会保障の課題について考える時代が迫っています。

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「死ぬまで働きます」70代男性カフェで時給890円の低賃金 バイト掛け持ちでも笑顔 「どの道、身体壊したら終わり」

75歳以上の10人に1人は「働いている」高齢社会の日本
男性81.05年、女性87.09年。2022年、最新の『簡易生命表』による日本人の平均寿命です。「人生100年時代」なんて、何かのキャッチコピーであり、少々大げさではと思っている人も多いでしょう。しかし本当に「人生100年」を見据えて考えなければならない時代は、すぐそこに迫っています。

2013年に施行した『高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)』により、2025年4月からの「65歳までの雇用確保」が義務づけられました。それに伴い、「(1)65歳までの定年延長」「(2)65歳までの継続雇用制度の導入」「(3)定年制の廃止」のいずれかの対応が行われなければなりません。厚生労働省『令和3年高年齢者雇用状況等報告』によると、(2)の対応が71.9%と、スタンダードになっています。

さらに高年齢者雇用安定法は2021年4月にも改正され、70歳までの就業機会の確保も努力義務となります。今後、少子高齢化に伴う労働力不足の解消のため、70歳までの雇用確保が義務化される可能性も大いにあります。

また定年年齢は変わらなくても、ほとんどの人が70歳まで働くことを選択するようになれば、現状、原則65歳からの年金支給が70歳に引き上げられることも。現在、60歳で定年&現役引退だと年金受給開始まで5年のブランクが生じます。それが10年になるようなことがあれば「いつまで働くか」の決断にも大きな影響を与えることになるでしょう。

出典:「死ぬまで働きます」70代男性「カフェ・時給890円」の低賃金、さらにバイト掛け持ちでも笑顔の理由(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) - Yahoo!ニュース

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