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【北海道】 ヒグマのオソ駆除 「かわいそう」道外からの批判相次ぐ 「道民の大多数は感謝してる」

釧路町でヒグマ「オソ18」の駆除が行われ、道外からの「かわいそう」という抗議が相次いでいる。ハンターは批判を恐れて取材に応じることができない状態となっており、猟友会関係者は駆除の担い手がいなくなることを危惧している。一方、道民の大多数は駆除に感謝しているという。

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【北海道】 ヒグマのオソ駆除 「かわいそう」道外からの批判相次ぐ 「道民の大多数は感謝してる」

 【釧路町】釧路管内標茶、厚岸両町で60頭以上の牛を襲った雄のヒグマ「オソ18」を駆除したハンターへの抗議が相次いでいる。ハンターが勤務する同管内釧路町には二十数件の電話やメールがあり、大半は「クマがかわいそう」といった道外からの批判だ。ハンター本人にも同様の電話が相次ぎ、批判を恐れて取材に応じることもできない状態という。猟友会関係者は「ハンターが萎縮し、駆除の担い手がいなくなってしまう」と危惧する。
 「大きな被害を出したオソを仕留めたのに、誹謗(ひぼう)中傷に近い抗議が続いている」。道猟友会標茶支部の後藤勲支部長(79)は表情を曇らせる。
 オソは7月30日、釧路町職員でハンターの40代男性が駆除した。ハンターの男性から当時の状況について報告を受けた後藤支部長によると、男性は同日朝、町内の牧草地で、地面に伏せたクマ1頭を発見。車で約80メートルの距離まで近づいても立ち去らないため、人を恐れない「問題個体」と判断し、運転席から撃った後、約20メートルの距離まで近づき、さらに2発続けて撃った。
 頬にはほかのクマに爪で引っかかれたような4本の傷があり、片耳はちぎれていた。男性は前日にこの牧草地で、親子のクマを目撃しており、後藤支部長は「付近で親子クマと出くわして傷を負い、衰弱していたのではないか」とみる。

出典:ヒグマのオソ駆除「かわいそう」抗議相次ぐ 主に道外から ハンター萎縮の懸念広がる:北海道新聞デジタル

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